三井物産環境基金
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INDEX="407"
NAME="中池見湿地における希少動植物との共生を目指した市民参加のミニ田んぼ活動"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2011年度,"
AREA="日本全国,中部,"
KIND="NPO,"
ORG="特定非営利活動法人 中池見ねっと"
特定非営利活動法人 中池見ねっと
中池見湿地における希少動植物との共生を目指した市民参加のミニ田んぼ活動
活動助成
- 案件概要
福井県敦賀市の中池見湿地は、生物多様性に富む重要湿地であるが、水田耕作が放棄されて久しく、人の手による管理が不足しており、外来生物の侵入も目立っている。市民参加による小区画のミニ田んぼ活動を、湧水の流れるホットスポット周辺で実施し、少量ではあるが無農薬の米を収穫することを目標に自然への働きかけを強め、希少な湿性植物やホトケドジョウ・ヘイケボタル・アキアカネなどと人間が共生する地域づくりに貢献する。地元農家による生物多様性保全を目指した稲作への意欲が高まり、国定公園の植生復元施設としての保護と利用の公園計画の実質的な内実をつくる先行的な実践例となることを目指す。
- 対象領域
- 生物多様性
- 助成年度
- 2011年度 活動助成
- 助成期間
- 3年
2012年4月~2015年3月
- 助成金額
- 3,000,000円
- 対象地域
- 福井県敦賀市中池見
団体概要
- 代表者
- 代表理事 藤木 康夫・岡本 正治
- 設立年
- 2008年
- 設立目的
- 中池見湿地は江戸時代に新田開発され、伝統的な農法で耕作されてきた。泥炭層の深さゆえに乾田化されず、結果として多くの動植物が棲みやすい空間として残ってきた。中池見ねっとは行政や地域住民、多くの市民と協働して、豊かな生物多様性を支える環境を保全・復元し、持続的循環的な利用を高め、また、研究者と協力して調査・研究をし、自然観察会などで環境教育に取り組み、自然共生社会を地域から創っていくことを目的としている。
- 主な活動地域
- 福井県敦賀市中池見
- スタッフ数
- 常勤2名/非常勤15名/正会員30名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2009年度 216万円/2010年度 1,202万円/2011年度 1,950万円
- 連絡先
- 〒914-0821 福井県敦賀市松島130-216-8(櫛川)
TEL: 090-8269-9801
http://nakaikeminet.raindrop.jp - 主な活動内容
- 保全・復元活動(特に局在する希少種の保護活動)
- 外来種防除活動(アメリカザリガニ・セイタカアワダチソウなど)
- 管理・維持・整備活動・調査・研究活動(大学などの研究機関と連携して)
- 自然観察会・イベント・調査研究報告会などの実施
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。