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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 ふくしま再生の会

福島県飯舘村の生活・産業再生に向けた実験・実践活動

活動助成

復興助成

案件概要

当会は、福島県飯舘村を拠点として原発事故による被災者の生活と産業の再生を目指す団体である。被災現地において、被災者と専門家・ボランティアが協働して活動することを指針としている。これまで、詳細な汚染状況の把握(山林、農地、住居等)と有効な除染方法の確立を主要なテーマとして活動してきたが、今後は、活動によって得られた知見や除染方法の普及、農業再生のための試験作付、森林資源の活用、小規模発電などの新産業の事業化検討も進めていく。また、村民自身による放射線モニタリングなど長期的な運用体制の確立に向けた支援も続ける。

助成年度
2012年度 復興助成(活動)
助成期間
3年
2012年10月~2015年9月
助成金額
22,467,000円
対象地域
福島県相馬郡飯舘村
イネの試験栽培田

団体概要

理事長 田尾 陽一
代表者
理事長 田尾 陽一
設立年
2011年(法人格取得2012年)
設立目的
福島第一原子力発電所の事故により、高濃度の放射性物質により汚染された地域では住民が避難を強いられ、その生活基盤は根本的に失われた。この地域に再び住民の生活を取り戻すためには、放射線量を低減させて安全な生活環境を実現するだけでなく、生活の基盤となる産業の再生が必要である。当会は破壊された原発被災地域の生活と産業を再生することを目的としている。
主な活動地域
福島県相馬郡飯舘村
スタッフ数
非常勤3名/正会員164名(1団体含む)
年間事業規模(経常収入)
2011年度 572万円
連絡先
〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-37-2 第2大同ビル2階 (株)知識計画内
TEL: 080-8857-5197
http://www.fukushima-saisei.jp/
主な活動内容
飯舘村を拠点として、再生への意志を持つ被災者と専門家を含む支援ボランティアが、それぞれの経験と知識を持ち寄り、協働の体制で再生へ向けた実証に取り組んでいる。独自開発したGPS線量計で村民自身が継続的に放射線モニタリングする体制整備、土壌放射能の測定体制整備、住宅、農地、山林などの有効な除染方法の開発、農業再生とともにバイオマス発電や小水力発電など新産業の実証にも取り組んでいる。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。