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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 エコ平板・防塵マスク支援協会

障がい者モザイクによる被災地復興街づくり

活動助成

復興助成

案件概要

東日本大震災被災地において、障がい者の手によるモザイク製品製作を立ち上げることにより、福祉作業所通所者に新たにやりがいある仕事に取り組む機会を提供し、社会的自立を支援する。また、製作品を被災地の公園や道路、再建物に使用することにより、障がい者の街づくり復興への参画を可能とさせる。3カ所の福祉作業所において、当協会が開発した余剰材、廃材利用のモザイク平板製作指導を行うとともに、材料の提供、工具の貸出、指導員研修、作業所でのワークショップ開催も実施。製品が一定レベルに達した時点でカタログ製作、試験施工を行い実績を作る。製品は被災地のみならず、広く日本国内の道路、公園等街づくりに活用されるよう、広報、販促活動も展開する。また、モザイク材料に可能な範囲で被災地の木材等の瓦礫を採用することで、資源の有効利用と被災前の生活とつながりを持つ復興を目指す。

助成年度
2012年度 復興助成(活動)
助成期間
2年
2012年10月~2014年9月
助成金額
6,347,000円
対象地域
福島県いわき市、宮城県気仙沼市、茨城県北茨城市
鴻巣市歴史民俗資料館壁画と床のモザイク(2012年1月完成)

団体概要

理事長 橋田 隆明
代表者
理事長 橋田 隆明
設立年
1999年
設立目的
従来極度の低賃金で単純作業や市場競争力の弱い製品の生産に携わることの多かった知的障がい者に、彼らの感性や能力を磨き、専門性ある技術を習得して社会参加を果たす手段として、工事現場より出る余剰材、廃材を活用したモザイク平板を考案。その普及を通じて障がい者の自立支援とリサイクル推進、アート性豊かな街づくりに貢献することを目ざしている。
主な活動地域
千葉県柏市、我孫子市、仙台市、茨城県日立市、福島県いわき市、宮城県気仙沼市、北茨城市、山口市、長野県上田市、東京都中央区、静岡市等
スタッフ数
常勤1名/非常勤5名/正会員15名
年間事業規模(経常収入)
2009年度 1,759万円/2010年度 789万円/2011年度 2,958万円
連絡先
〒277-0033 千葉県柏市増尾177番地
TEL: 04-7170-5081
http://www.eco-heiban.com
主な活動内容
当協会が認定した全国11カ所の授産施設、特別支援学校を対象に、エコ平板を元とする当協会が考案、開発したモザイク製品の製作指導、材料提供等を行っている。製品は施設よりすべて買い取り、施設のある自治体、企業等の協力を得て、道路、公園、壁画等の工事に組み込んでいる。設立より100件を超える公共、民間工事をデザインから施工まで担当。知的障がい者と退職後のシニアや中高生が共に製作するワークショップも開催している。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。