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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター

気仙沼市鹿折地区における高台移転先での自然と共存した家と暮らしの再構築

活動助成

復興助成

案件概要

震災により甚大な被害を受けた気仙沼市鹿折地区では住民が離散し、コミュニティ崩壊の危機に瀕している。現在、防災集団移転事業のための住民主導の取り組みが行われているが、住民は移転後のまちづくりについて具体的なイメージを描けないままでいる。こうした住民と共に、崩壊に直面している集落の再建に取り組み、同時に大規模開発が進められる同地において自然と共存した、持続可能な地域社会を構築することを目指す。具体的には、まちづくりの専門性を有するアドバイザーと住民が定期的に協議する機会を設け、まちづくり(暮らしづくり)に関する勉強会やワークショップなどを行う。その上で、アドバイザーが住民と行政・コンサルタントとの橋渡し役を担い、住民の要望を事業計画に反映させていく。また、造成によって伐採された木々を家屋建築の木材に転用するなど、自然資源の地域利用を図り、自然との共生を意識したまちづくりを住民と共に模索する。

助成年度
2012年度 復興助成(活動)
助成期間
1年6ヶ年
2012年4月~2013年9月
助成金額
8,767,000円
対象地域
宮城県気仙沼市鹿折(ししおり)地区大浦・小々汐・梶ヶ浦
模型を利用したアドバイザーによる説明

団体概要

代表理事 谷山 博史
代表者
代表理事 谷山 博史
設立年
1980年
設立目的
地球上すべての人々が自然と共存し、共に生きられる社会を築くために、1)世界の様々な場所で国際協力の活動を通して、社会的に強いられた困難な状況を自ら改善しようとする人びとを支援し、2)地球環境の保全を図る活動ならびに社会教育活動を通して、新しい生き方と人間関係を創りだすことを目的とする。
主な活動地域
カンボジア、ラオス、タイ、南アフリカ、スーダン、アフガニスタン、パレスチナ、イラク、コリア、東日本大震災被災地
スタッフ数
常勤94名/非常勤6名/正会員1,178名
年間事業規模(経常収入)
2009年度 2億6,975万円/2010年度 2億4,891万円/2011年度 3億2,632万円
連絡先
〒110-8605 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6階
TEL: 03-3834-2388
http://www.ngo-jvc.net/
主な活動内容
  • ①持続的な開発地域の人びとが自然資源を有効に保全・利用し、地域自立・循環型の社会をつくる活動を支援する。
  • ②紛争への対応紛争が発生した地域で、人権保護および和解につながる活動を行う。また、市民交流を通して、紛争予防に貢献する。
  • ③災害時の救援と生活の再建紛争や災害被害者に対し、救援や生活基盤の再建支援を行う。
  • ④市民のネットワークづくり環境問題、南北問題、紛争などの構造的問題について、調査・提言を行う。 

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。