三井物産環境基金
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INDEX="563"
NAME="小笠原諸島におけるアホウドリ繁殖地の復元と長期的保全に向けた取り組み"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2011年度,"
AREA="日本全国,関東,大洋州,国際,"
KIND="公益法人,"
ORG="公益財団法人 山階鳥類研究所"
公益財団法人 山階鳥類研究所
小笠原諸島におけるアホウドリ繁殖地の復元と長期的保全に向けた取り組み
活動助成
- 案件概要
アホウドリの保護技術を学術的に確立し一般化することを目的に、聟島で本種の雛を飼育し、その成果を国際学会、学術雑誌で発表する。加えて、ニュージーランド・チャタム諸島で2014年から実施予定の近縁種の保護活動を指導する。さらに、地元住民主体の活動が展開される状況を作るため、アホウドリと海の保全に関する教育活動および情報発信を、小笠原島内、定期船、観光客船で実施し、聟島でのモニタリング調査の実施と、長期的に成功している他の保護活動への参加を通じて、保護と持続的利用を共存させる仕組みを検討する。
- 対象領域
- 生物多様性
- 助成年度
- 2011年度 活動助成
- 助成期間
- 3年
2012年4月~2015年3月
- 助成金額
- 18,170,000円
- 対象地域
- 東京都小笠原村、ニュージーランド・チャタム諸島
団体概要
- 代表者
- 理事長 島津 久永
- 設立年
- 1942年
- 設立目的
- 山階鳥類研究所は日本で唯一の鳥類に関する専門研究機関として、前身の山階家鳥類標本館の設立(1932年)以来80年にわたり、一貫して日本の鳥類学研究を支えてきた。その業績は世界的にも高く評価されている。今後も地道な基礎データの収集に立脚しながら、希少種の保全に挑み、「翼にたくす地球の未来」を合言葉に、鳥類にも人間にも棲みやすい地球環境の保全に貢献することを目的とする。
- 主な活動地域
- 日本全国および国外(主に東アジア地域)
- スタッフ数
- 常勤22名/正会員1,500名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2009年度 2億7,303万円/2010年度 2億8,230万円/2011年度 2億8,960万円
- 連絡先
- 〒270-1145 千葉県我孫子市高野山115
TEL: 04-7182-1101
http://yamashina.or.jp - 共同団体
- 小笠原村立小笠原小学校、NPO法人小笠原クラブ
- 主な活動内容
- ①鳥類標本等を収集・整理・保存・解析し、科学的知見として公開する。
- ②鳥類に関する図書資料を収集・整理・保管し、学術研究の進展に供する。
- ③鳥類標識調査データを収集・整理・保存・解析し、環境保全と学術研究の進展に供する。
- ④希少鳥類の保護増殖推進にかかわる研究事業を行う。
- ⑤普及・広報及び啓発事業。
- ⑥野生鳥獣の保護に関する学術の振興に資する国際会議に出席し発表を行う者に対し渡航費用を助成する。
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。