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国立大学法人 山口大学 農学部 教授 山本 晴彦

西南日本における1世紀気温・雨量データベース化に基づく気候変動予測と豪雨発生確率の解析

研究助成

案件概要

1976年に地域気象観測システム「アメダス」が開始されて以降、全国1,300箇所の気象データがデータベース化され、温暖化の解析・予測等に利用されているが、それ以前のデータは未整理の状態である。本研究では、近年の温暖化と頻発する水害の防止のため、西南日本を対象に、各観測所に保存されている1870年~1976年の未整理データのデータベース化と解析を行い、1世紀分のデータベースに基づく気候変動予測と豪雨発生確率を解析する。

対象領域
気候変動エネルギー生物多様性
助成年度
2006年度 助成
助成期間
3年
2006年7月〜2009年6月
助成金額
5,900,000円
対象地域
九州地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)、西中国地方(山口県、広島県)
山口県における雨量データベースに基づく100年に1回の再現日降水量の分布図

団体概要

教授 山本 晴彦
代表者
教授 山本 晴彦
プロフィール
専門分野
環境気象学
所属学会
日本農業気象学会、日本作物学会、日本気象学会、日本自然災害学会、日本生物環境工学会、日本農業教育学会、日本リモートセンシング学会、日本写真測量学会、農業農村工学会、日本地学教育学会、照明学会、日本建築学会
経歴(職歴・学位)
1985年4月 農林水産省研究員(九州農業試験場)、1993年12月 博士(農学・九州大学)、1994年4月 山口大学助手(農学部)、1995年12月 同大学助教授(農学部)、2002年12月 同大学教授(農学部)
連絡先
〒753-0841 山口県山口市吉田1677-1
TEL:083-933-5000 
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/
共同研究者
山口大学農学部/非常勤研究員 岩谷 潔、同 高山成、広島大学大学院総合科学研究科/大学院生 矢野大輔、同 肖航
研究実績
  • ①山本晴彦:農作物における塩害「潮風害」の特徴.日本海水学会誌、61(2)、110-117(2007)
  • ②山本晴彦・岩谷 潔・東山真理子:2005年台風14号(NABI)による豪雨と山口県錦川流域における洪水災害の特徴.自然災害科学、26(1)、55-68(2007)
  • ③山本晴彦・高山 成・岩谷 潔・古賀敦子:農業気象から見た潮風害の特徴-佐賀県における水稲の事例解析を中心に-.日本海水学会誌、62(4)、194-201(2008)
  • ④山本晴彦・岩谷 潔・高山 成・兼石篤志・古賀敦子・東山真理子:2006年台風13号(SHANSHAN)の気象的特徴と九州・山口地方における農業災害.自然災害科学、27(2)、147-1601(2008)
  • ⑤山本晴彦・岩谷 潔・高山 成・兼石篤志・古賀敦子・東山真理子:2006年台風13号(SHANSHAN)の気象的特徴と九州・山口地方における農業災害.自然災害科学、27(2)、147-160(2008)

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。