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三井物産環境基金

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公益財団法人 日本鳥類保護連盟

アジア・オセアニア地域におけるコアジサシの渡りルートの解明及び保全のための啓発

活動助成

案件概要

渡り鳥であるコアジサシは、環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類とされ、二国間渡り鳥条約に基づき国際希少野生動植物種にも指定されている。不安定な繁殖成功率のために存続が危惧されているのに加え、保全には不可欠である渡りルートも特定されていない。本活動では日豪間で協力してアジア・オセアニア地域の渡りルートを特定し、過去の営巣地、渡り前の集結地情報と合わせて保全上重要なエリアを示し、国際的に保全を呼びかける。

対象領域
生物多様性
助成年度
2012年度 活動助成
助成期間
3年
2012年10月~2015年9月
助成金額
10,850,000円
対象地域
東京湾、静岡県天竜川、大阪湾、新潟海岸およびオーストラリア
雛に給餌する親鳥

団体概要

代表理事 矢島 稔
代表者
代表理事 矢島 稔
設立年
1947年
設立目的
鳥類等の野生生物保護に関する知識及び精神を広く国民の間に普及するとともに、その保護を推進し、もって自然環境及び生物多様性の保全並びに人と鳥類等の野生生物が共存・共生する社会の構築に寄与することを目的とする。
主な活動地域
国内およびオーストラリア
スタッフ数
常勤8名/非常勤3名/正会員2000名
年間事業規模(経常収入)
2009年度 1億4,284万円/2010年度 8,672万円/2011年度 1億7,891万円
連絡先
〒166-0012 東京都杉並区和田3-54-5第10田中ビル3階
TEL: 03-5378-5691
http://www.jspb.org/
共同団体
水鳥研究会、NPO法人リトルターンプロジェクト、Queensland Wader Study Group
主な活動内容
国内国外の自然保護団体との連絡を密にし、野生鳥獣保護施策の確立及びその円滑な実施について、国会、政府その他の関係方面に意見を具申しているほか、愛鳥週間(バードウィーク)には全国野鳥保護のつどいを実施し、野生鳥獣の保護に関し功労のある個人及び団体を表彰している。また、野生鳥獣の保護に関する諸問題について、調査研究を実施しているほか、野生鳥獣の保護及び自然愛護の精神を育成するための普及啓発活動を実施している。 

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。