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三井物産環境基金

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国立大学法人 名古屋大学大学院 環境学研究科社会環境学専攻 准教授 丸山 康司

持続可能な風力利用のための統合的ガイドラインと支援ツール

研究助成

案件概要

風力発電の導入に伴う一連の社会過程を明らかにした上で、多様なステークホルダの利益にかない、社会的にも公正かつ適正な形で導入される持続可能な風力利用を実現する総合的なガイドラインを策定する。またガイドラインの遵守を容易にする技術システムとして、多様な地域の事情を反映可能なゾーニング可視化ツールと簡便な生態系調査を実現するリモートセンシングのシステムを開発する。以上を総合的なパッケージとして提供することで、多様な主体の利益に配慮しながら持続可能な社会を実現する社会シナリオの一助とする。

対象領域
気候変動エネルギー生物多様性
助成年度
2010年度 研究助成
助成期間
3年
2011年4月~2014年3月
助成金額
29,951,900円
対象地域
北海道、青森県、秋田県、愛知県、ドイツ
風力発電計画地域における現地調査

団体概要

准教授 丸山 康司
代表者
准教授 丸山 康司
プロフィール
専門分野
環境社会学、科学技術社会論
所属学会
環境社会学会
経歴(職歴・学位)
1999年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、1999年 青森大学講師、2004年 産業技術総合研究所研究員、2007年 東京大学教養学部特任准教授、2010年 名古屋大学大学院 准教授(現職)
連絡先
〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町 名古屋大学大学院環境学研究科
共同研究者
西城戸誠(法政大学 准教授)、飯田誠(東京大学准教授)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)、分山達也(九州大学 博士課程)、他7名
研究実績
  • ①The rise of community wind power in Japan: enhanced acceptance through social innovation, Energy Policy, 35-05, 2761-2769, 2007.
  • ②『環境の社会学』有斐閣, 2009(共編著)
  • ③『環境倫理学』東京大学出版会, 2010,(共著)
  • ④「風力発電の社会受容性」『年報科学・技術・社会』20, 37-55, 2011

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。