三井物産環境基金
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INDEX="368"
NAME="複数種の哺乳類を統合した空間明示的管理戦略の構築"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2010年度,"
AREA="日本全国,関東,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授 宮下 直"
国立大学法人 東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授 宮下 直
複数種の哺乳類を統合した空間明示的管理戦略の構築
研究助成
- 案件概要
同じ地域に生息し、分布を拡大している複数種の哺乳類を対象に、それらの密度や農業被害の拡大を予測するモデルを構築する。その結果をもとに、自治体が限られた駆除予算を種ごと、場所ごとに、どのように配分すれば最も全体のリスクを軽減できるかを、不確実性の異なる複数のシナリオのもとで評価し、その結果を行政に政策提言する。
- 対象領域
- 表土・森林生物多様性
- 助成年度
- 2010年度 研究助成
- 助成期間
- 2年
2011年4月~2013年3月
- 助成金額
- 9,940,884円
- 対象地域
- 千葉県
団体概要
- 代表者
- 准教授 宮下 直
- プロフィール
- 専門分野
動物生態学、群集生態学、保全生態学
所属学会
日本生態学会、個体群生態学会
経歴(職歴・学位)
1985年 東京大学農学系研究科助手、1998年 東京大学大学院農学生命科学研究科助教授、2006年 同 准教授 学位:博士(農学) - 連絡先
- 〒113-8656 東京都文京区弥生1-1-1
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/ - 共同研究者
- 国立環境研究所 環境リスク研究センター/研究員/横溝 裕行、琉球大学農学部/准教授/立田 晴記、千葉県環境生活部自然保護課生物多様性センター/主査/浅田 正彦
- 研究実績
- ①Miyashita, T., Suzuki, M., Takada, M., Fujita, G., Ochiai, K. & Asada, M. (2007) Landscape structure affects food quality of sika deer (Cervus nippon) evidenced by fecal nitrogen levels. Population Ecology, 49: 185-190.
- ②Miyashita, T. & Takada, M. (2007) Habitat provisioning for aboveground predators decreases detritivores: the coupling of engineering eff ect to top-down eff ect. Ecology, 88: 2903-2809.
- ③Suzuki, M., Miyashita, T., Kabaya, H., Ochiai, K., Asada, M. & Tange, K. (2008) Deer density affects ground-layer vegetation differently in conifer plantations and hardwood forests on the Boso peninsula, Japan. Ecological Research, 23: 151-158.
- ④Miyashita, T., Suzuki, M., Ando, D., Fujita, G., Ochiai, K. & Asada, M. (2008) Forest edge creates smallscale variation in reproductive rate of sika deer. Population Ecology, 50: 111-120.
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