三井物産環境基金
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INDEX="369"
NAME="天体観測用赤外線望遠鏡を用いた地球温暖化物質の測定手法の検討"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2010年度,"
AREA="中南米,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 東京大学 大気海洋研究所/気候システム研究系 准教授 今須 良一"
国立大学法人 東京大学 大気海洋研究所/気候システム研究系 准教授 今須 良一
天体観測用赤外線望遠鏡を用いた地球温暖化物質の測定手法の検討
研究助成
- 案件概要
天体観測用の赤外線望遠鏡を用いて地球温暖化の原因物質である二酸化炭素やメタンなどの大気中濃度を測定する手法を検討する。この手法の確立により、南米など地球温暖化物質の地上観測の空白域における観測拠点の確保を目指す。また、世界各地の天文台における天体観測データの解析にも適用できる手法を確立することで、天体望遠鏡を用いた地球大気の観測ネットワークを構築するための基礎を築くことを目指す。
- 対象領域
- 気候変動エネルギー
- 助成年度
- 2010年度 研究助成
- 助成期間
- 2年
2011年4月~2013年3月
- 助成金額
- 4,436,300円
- 対象地域
- 南米チリ アタカマ砂漠 チャナントール山
団体概要
- 代表者
- 准教授 今須 良一
- プロフィール
- 専門分野
大気物理学
所属学会
日本気象学会、米国地球物理学連合、日本リモートセンシング学会
経歴(職歴・学位)
1989年通産省公害資源研究所研究員、1994年資源環境技術総合研究所主任研究員、2000年東京大学気候システム研究センター助教授、2010年東京大学大気海洋研究所准教授、学位:博士(理学)(1993年名古屋大学) - 連絡先
- 〒277-8568 千葉県柏市柏の葉 5-1-5
TEL: 04-7136-4410 - 共同研究者
- 東京大学天文学教育研究センター/准教授/宮田隆志
- 研究実績
-
- ①Saitoh, N., R. Imasu, Y. Ota, and Y. Niwa, CO2 retrieval algorithm for the thermal infrared spectra of the Greenhouse Gases Observing Satellite:Potential of retrieving CO2 vertical profile from high-resolution FTS sensor, J. Geophys. Res., doi:10.1029/2008JD011500, 2009
- ②Imasu, R., Meridional Distribution Feature of Minor Constituents as Observed by IMG Sensor aboard ADEOS Satellite. Adv. Space Res., 25, 959-962, 2000.
- ③Imasu, R., A. Suga, and T. Matsuno, Radiative effects and harocarbon global warming potentials of replacement compounds for chlorofluorocarbons, J. Meteo. Soc. Japan, 73, 1123-1136, 1995.
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