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三井物産環境基金

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学校法人 早稲田大学アジア太平洋研究センター 環境日本学研究部会 研究代表 原 剛

日本文化の伝承を通じて展開する新たな生態系サービスの創出(1)/長期研究構想実現に向けての予備的検討

研究助成

案件概要

新たな生態系サービスの創出とその水平展開を図る長期の研究構想の実現に向けての予備的な検討を行い、フィールド活動効果の分析・評価を試みる。中山間地のフィールドで環境を守る実践活動に携わり、現場採取データを用いてデータ統合化と効果発現の要因分析を試みる。同時に、フィールド活動の結果形成されたと考えられる下流域で採取した固形サンプルを分析し、好漁場化を促進すると言われるFe2価イオンや珪酸イオンの存在について確認する。この結果から、山の整備と海の豊かさ維持の連関性を把握する。

対象領域
水産資源・食料表土・森林エネルギー生物多様性
助成年度
2010年度 研究助成
助成期間
1年
2011年4月~2012年3月
助成金額
2,990,000円
対象地域
山形県高畠町、群馬県みなかみ町藤原、北海道標茶町
シマフクロウの巣箱を設置し、河畔林の植林を進める標茶町

団体概要

研究代表 原 剛
代表者
研究代表 原 剛
プロフィール
専門分野
農業経済学、環境社会学
所属学会
日本環境ジャーナリストの会
経歴(職歴・学位)
毎日新聞東京本社科学部長、論説委員、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科名誉教授、早稲田大学特命教授(早稲田大学および早大・北京大学環境共同大学院大学における研究・教育の指導)、早稲田環境塾塾長
連絡先
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-21-1 早稲田大学アジア太平洋研究センター(19号館)
TEL: 03-5286-9718
共同研究者
早稲田環境塾/プログラムオフィサー兼研究員/吉川成美
研究実績
著書(単著)
  • ①『環境が農を鍛える』(早稲田大学出版部2007年)
  • ②『農から環境を考える』(集英社2001年)
  • ③『日本の農業』(岩波書店1994年)
著書(共著)
  • ④『グローバリゼーション下の東アジアの農業と農村』(藤原書店2008年)
  • ⑤『農村と都市の共生と交流』(『農村自然環境の保全・復元』朝倉書店2004年)
論文
  • ⑥「高畠・有機無農薬農法がもたらしたもの」(農政との関連で)(『環』40号藤原書店2010年)
  • ⑦「農業農村地域環境の保全の課題と方法」(森林塾青水の活動から)(『わが国農業・農村の再起』農村統計協会2009年)

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。