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三井物産環境基金

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国立大学法人 山口大学 工学部循環環境工学科　教授 今井 剛

発展途上国に適用可能な養殖池等への気液接触促進型新規酸素導入方法の開発

研究助成

案件概要

申請者がこれまでに開発してきた、設置コストが安価で運転・メンテナンスも容易かつ低コストな新規液膜式酸素供給装置をタイにおける淡水養殖池に適用することを前提に、現地調査の実施及びタイ現地の大学施設を利用した実証試験による評価を行い、本装置導入の実効性を明らかにする。

対象領域
水産資源・食料
助成年度
2010年度 研究助成
助成期間
3年
2011年4月～2014年3月
助成金額
15,946,960円
対象地域
チャンタブリ、バンコク、宇部市
チャンタブリのブラパ大学内の試験池において液膜式酸素供給装置を設置している状況

団体概要

教授 今井 剛
代表者
教授 今井 剛
プロフィール
専門分野
環境工学、衛生工学
所属学会
日本水環境学会、土木学会、廃棄物資源循環学会、環境科学会、IWA（International Water Association）
経歴（職歴・学位）
平成6年3月 九州大学大学院工学研究科博士後期課程水工土木学専攻 単位取得退学、平成6年4月 山口大学工学部 助手、平成7年9月 九州大学より博士(工学)の学位を授与される、平成11年3月 山口大学工学部 助教授、平成18年4月 山口大学大学院理工学研究科助教授（部局化にともなう配置転換）、平成19年3月 山口大学大学院理工学研究科 教授、現在に至る 
連絡先
〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1
TEL: 0836-85-9312
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/?imai/index-j.html 
研究実績
〈特許〉
出願番号：特願2006-514525(PCT/JP2005/010435)、出願公開番号：WO2005/121031、発明の名称：曝気法と曝気装置と曝気システム（本発明は韓国と中国で既に特許取得済）、発明者：今井剛、他5名、出願人：発明者に同じ、出願日：2005年6月7日 公開日：2005年12月22日
〈論文〉
  • ①Water environment conservation in a closed water body by high concentrated oxygen water, T. Imai, R. Watanapokasin, A. Reungsang, M. Sekine and T. Higuchi, Wat. Sci. Tech., Vol.58, No.12, pp.2313-2318, 2008.
  • ②Improvement of oxygen transfer efficiency in aerated ponds using liquid-fi lm-assisted approach, Hua ZHU, Tsuyoshi IMAI, Kousuke TANI, Masao UKITA, Masahiko SEKINE, Takaya HIGUCHI and Zhenjia ZHANG Wat.Sci.Tech., Vol.55, No.11, pp.183-191, 2007.
  • ③Enhancement of oxygen transfer efficiency in diff used aeration systems using liquid-fi lm-forming apparatus: Hua ZHU, Tsuyoshi IMAI, Kousuke TANI, Masao UKITA, Masahiko SEKINE, Takaya HIGUCHI and Zhenjia ZHANG, Environmental Technology, Vol.28, pp.511-519, 2007.

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。