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三井物産環境基金

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財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団

南三陸沿岸のコクガンは藻場再生のシンボル! 震災後のコクガンの分布をモニターすることで漁場再生の手がかりを掴む

活動助成

復興助成

案件概要

東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市から南三陸町の南三陸沿岸には雁の一種であるコクガン(天然記念物)が200~300羽前後越冬する。コクガンは沿岸域の養殖筏や岩礁地帯で海草・海藻類を採食し、藻場は魚類の重要な産卵・生育場所である。この活動では、コクガンの分布と藻場の生息状況の対応関係を明らかにした上で、コクガンをモニターすることによって漁場環境の回復状況を明らかにするシステムを構築する。

対象領域
水産資源・食料生物多様性
助成年度
2011年度 復興助成(活動)
助成期間
3年
2011年10月~2014年9月
助成金額
15,744,000円
対象地域
宮城県気仙沼市から南三陸町にかけての南三陸沿岸
被災した漁港内で採食するコクガン

団体概要

理事長 菊地 永祐
代表者
理事長 菊地 永祐
設立年
1988年
設立目的
地域づくりと調和のとれた新しい形の伊豆沼・内沼サンクチュアリの創造に向けて、自然環境の保全や自然保護思想の普及、そして自然と人間のふれあいの場づくりなど、積極的な活動を行い、地域振興に寄与するとともに、行政と地域が一体となった伊豆沼・内沼の自然環境の保全を推進する。伊豆沼・内沼を中心とした地域の環境保全の推進とともに、宮城県全体の自然環境の保全を推進に資することを目的とする。
主な活動地域
伊豆沼・内沼周辺地域
スタッフ数
常勤4名/非常勤4名
年間事業規模(経常収入)
2008年度 7,037万円/2009年度 8,368万円/2010年度 8,269万円
連絡先
〒989-5504 宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味17-2
TEL: 0228-33-2216
共同団体
東京大学/日本雁を保護する会
共同研究者
東京大学大学院農学生命科学科 教授 樋口広芳/日本雁を保護する会 会長 呉地正行
主な活動内容
主な環境保全対策
 ①富栄養化・浅底化対策…マコモ植栽、ヨシ刈りと野火(野焼き)
 ②生物多様性の回復…オオクチバスの駆除、クロモの植栽
*周辺環境整備
*自然保護思想の普及啓発活動
 ・講師の派遣や団体への技術指導
 ・クリーンキャンペーン
 ・フォトコンテスト、絵画展など
*調査研究活動
 ・東北大学など研究機関や県の試験機関との各種協働調査
 ・研究発表

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。