Main

三井物産環境基金

助成案件を探す

特定非営利活動法人 環境生態工学研究所

被災後の南三陸町沿岸における里海復興活動

活動助成

復興助成

案件概要
東日本大震災とそれに伴う大津波によって宮城県南三陸町沿岸では、地域の基盤産業である水産・漁業とその生産の場である沿岸海域の水環境が壊滅的なダメージを受けている。本活動はNPO、大学、地元自治体、漁協、住民、ダイバーらとの協働で、被災後の環境の現状把握や藻場の再生等に取組み、“恵みの海”志津川湾において、海域の水環境の現状把握と継続的なモニタリング体制の確立をし、生産の場となる藻場や干潟の再生活動により、自然の治癒力を高め持続可能な水産・漁業の復興に資することを目的とする。
対象領域
水産資源・食料生物多様性
助成年度
2011年度 復興助成(活動)
助成期間
3年5ヶ年
2011年5月~2014年9月
助成金額
17,240,000円
対象地域
宮城県南三陸町沿岸地域
南三陸町沿岸における水環境調査活動

団体概要

理事長 須藤 隆一
代表者
理事長 須藤 隆一
設立年
2004年
設立目的
設立代表者である須藤隆一は、平成12年3月に東北大学大学院工学研究科教授を退官するまでに地域の自治体職員、環境事業者、市民団体を対象に環境保全にかかわるセミナー(年間4~5回)などを開催し、情報発信・交流、環境技術支援など環境意識啓発・活動支援の場を提供してきた。退官後も、環境省など国や宮城県などの各種委員会のメンバーとして務める他、セミナーを通じて交流を行ってきた環境保全活動者やかつての卒業生らとともに内外の調査・研究活動や留学生の支援活動を実施してきた。そこで、豊富な学術調査や研究成果、様々な人的ネットワークをもとに、問題解決を図る具体的な環境活動に取り組めるよう、特定非営利活動法人環境生態工学研究所を設立するに至った。我々は地球環境問題や地球規模の環境問題の専門家として、これまで培った知識や技術を地域社会や住民に還元するとともに、開発途上国など環境対策後進国の環境施策と環境教育などに対して学術的な知見に基づく支援を実施するなど、地域や地球環境問題の根本的解決に向けて、継続的な活動を行うことを目指すものである。
主な活動地域
宮城県
スタッフ数
常勤1名/正会員98名
年間事業規模(経常収入)
2008年度 1,412万円/2009年度 932万円/2010年度 1,520万円
連絡先
〒984-0051 宮城県仙台市若林区新寺1丁目5-26-104
TEL: 022-293-2281
主な活動内容
設立以来毎月のニュースレター発行、2ヶ月に1度の定期セミナー開催、様々な調査研究・環境保全活動を行ってきており、会員数も年々増加している。主要な活動内容は以下に示すとおりである。
  • ①地域住民に対する環境学習
  • ②環境保全分野の留学生に対する学術指導など国際交流
  • ③行政に対する環境施策提言
  • ④市民・自治体職員及び環境関連企業職員などに対するセミナー・講演会の開催
  • ⑤環境保全及び生態工学に関する受託研究・学術調査
  • ⑥環境保全及び環境学習などに関する書籍出版・配布
  • ⑦環境保全関連企業に対する技術指導
  • ⑧その他地球環境および地域環境保全に関する普及・啓発活動

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。