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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 環境生態工学研究所

水産廃棄物を活用した旧松尾鉱山荒廃地の植栽活動

活動助成

案件概要

岩手県北上川上流で発生している、旧松尾鉱山跡地の酸性土壌と酸性水による植生回復阻害問題、および下流の宮城県の水産産廃物であるカキ殻・海藻残渣問題を結びつけ、両問題の解決を図る。カキ殻を酸性土壌の中和剤として、海藻・樹皮を肥料として利用し、鉱山跡地でダケカンバ等の植栽を行い、環境学習にも利用する。

対象領域
気候変動水産資源・食料表土・森林
助成年度
2007年度 第2回 活動助成
助成期間
3年
2008年4月〜2011年3月
助成金額
3,820,000円
対象地域
岩手県八幡平市
松尾鉱山跡地における植樹活動

団体概要

理事長 須藤 隆一
代表者
理事長 須藤 隆一
設立年
2004年
設立目的
今般の環境問題は、多くの住民が正しい情報の下に的確な判断を示すことが必要であり、常に地球規模の環境問題を意識しながら解決に向けて行動することが肝要である。我々は環境問題の専門家として、これまで培った知識や技術を地域社会や住民に還元するとともに、環境施策と環境教育などに対して学術的な知見に基づく支援を実施するなど、地域や地球環境問題の根本的解決に向けて、継続的な活動を行うことを目指すものである。
主な活動地域
東北地方を中心とした全国
スタッフ数
常勤1名、非常勤3名、正会員97名 
年間事業規模(経常収入)
2006年度1,300万円/2007年度1,600万円/ 2008年度1,400万円
連絡先
〒984-0051 宮城県仙台市若林区新寺1丁目5番26号104号室
TEL:022-293-2281
主な活動内容
当NPOでは2005年度より3年間環境省委託事業『いきづく湖沼ふれあいモデル事業』を実施し、伊豆沼を対象とした水質浄化、生物多様性保全研究および環境保全活動に取り組んできた。また、2008年度からは自主的取り組みとして伊豆沼の環境保全に関わる研究・活動を継続し、現在に至っている。その他、2008年度に、宮城県利府町惣の関ダムに流入する小河川の水質改善のため、地元のカサスゲの会と協働でカサスゲを植栽して浄化する活動、農業用溜池である宮城県七ヶ浜町阿川沼の水を用いて、小学生と一緒にヘチマを育て、その生長を観察しながら水の汚れについて考える環境教育などを行った。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。