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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 環境生態工学研究所 副理事長 西村 修

次世代排水処理システム(節水機器+高濃度対応浄化槽)による迅速な生活環境の復興

研究助成

復興助成

案件概要

震災により、上水道や汚水処理設備が壊滅的な被害を受け、水関連施設の完全復旧にはかなりの時間を要するとされている。また、震災により、水、電気の使用制限も長期化が予想されている。被災地域における最も重要な社会基盤の1つである排水処理インフラを可及的速やかに復旧し、しかも従前より、節水、節電、水環境負荷低減を同時達成させる次世代排水処理インフラを構築することにより、今後の持続可能な低炭素社会を構築することを目的とする。

対象領域
生物多様性
助成年度
2011年度 復興助成(研究)
助成期間
2年3ヶ年
2011年7月~2013年9月
助成金額
12,374,600円
対象地域
宮城県大崎市、茨城県土浦市
浄化槽の水質調査風景

団体概要

副理事長 西村 修
代表者
副理事長 西村 修
プロフィール
専門分野
環境生態工学
所属学会
土木学会、日本水環境学会、日本水処理生物学会、廃棄物資源循環学会、日本水道協会、日本下水道協会、国際水協会、米国陸水海洋学会
経歴(職歴・学位)
1983年3月 東北大学工学部土木工学科 卒業、1985年3月 東北大学大学院工学研究科土木工学専攻博士課程前期修了、1988年3月 同上 博士課程後期単位取得後中退、1988年4月 東北大学工学部 助手、1994年4月 環境庁国立環境研究所地域環境研究グループ 研究員、1995年1月 同上 主任研究員、1995年4月 国際協力事業団 長期専門家(大韓民国国立環境研究院)、1996年4月 環境庁国立環境研究所水土壌圏環境部 主任研究員、1997年11月 東北大学大学院工学研究科土木工学専攻 助教授、2001年8月 東北大学大学院工学研究科土木工学専攻 教授、2005年1月 特定非営利活動法人環境生態工学研究所 副理事長、2008年4月 東北大学大学院農学研究科附属先端農学研究センター兼任教授、現在に至る
連絡先
〒984-0051 宮城県仙台市若林区新寺1丁目5-26 レインボー仙台104号
TEL: 022-293-2281
共同研究者
( 財)茨城県薬剤師会公衆衛生検査センター 企画部係長 山崎宏史、(独)国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター 主任研究員 蛯江美孝、東北大学工学部・工学研究科技術部 職員 千葉信男、特定非営利活動法人環境生態工学研究所理事 櫻井一平
研究実績
1995年4月~1996年3月 JICA長期専門家として「韓国水環境改善システム開発プロジェクト」に従事し、日本の浄化槽技術の供与・移転、韓国の国情に適した改善研究に従事
  • ①間欠曝気を用いた小型合併処理浄化槽の窒素除去特性、浄化槽研究、11 (1999)、23-33.李先寧、山田一裕、金主鉉、西村修、須藤隆一
  • ②任 勇翔、中野和典、大堀雅人、千葉信男、野村宗弘、西村修、養豚場排水処理施設におけるエストロゲンの季節変動と低減化処理の実態、日本水環境学会誌、31(3)、155-161、2008.
  • ③西村修、増田周平、五ノ井浩二、原田茂樹、水落元之、稲森悠平、豚舎排水を処理する回分式活性汚泥法におけるN2Oの発生特性、日本水処理生物学会誌、Vol.45、No.1、pp.13-22、2009.
  • ④増田周平、野村宗弘、千葉信男、中野和典、西村修、水落元之、稲森悠平、 N2Oを指標とした無酸素好気回分式活性汚泥法の制御手法、水環境学会誌、Vol.32 No.3、pp.147-152,2009
  • ⑤Song, H.-L., Nakano, K., Taniguchi, T., Nomura, M., Nishimura, O., Estrogen removal from treated municipal effluent in small-scale constructed wetland with different depth, Bioresource Technology 100 (12), 2945-2951, 2009.
  • ⑥嫌気好気活性汚泥法を行う下水処理場における冬季のCH4・N2Oの発生特性、増田周平、京野貴文、LI Yu-You、西村修、用水と廃水、Vol.52、No.11、903-911、2010.
  • ⑦Li, X.-N., Song, H.-L., Li, W., Lu, X.-W., Nishimura, O. , An integrated ecological fl oating-bed employing plant, freshwater clam and biofilm carrier for purification of eutrophic water, Ecological Engineering, 36 (4), 382-390, 2010.
  • ⑧高橋直樹、濱中俊輔、西村修:浄化槽処理水質の統計解析と現場調査からの現状把握、月刊浄化槽、No.416、pp.28-33、2010.
  • ⑨Jeon, K., Nakano, K., Nishimura, O., Development and application of a simulation model for the thermophilic oxic process for treating swine waste, Water Research, 45 (1), 348-356, 2011.

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。