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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 みどりのゆび

持続可能な社会を「実現」するフットパス

活動助成

案件概要

英国発祥のフットパスは、快適な歩道を整備してウォーキングを行い、森林・里山の保全や持続可能な社会づくりにつなげる活動で、近年わが国でも拡がりを見せている。本活動は、フットパスの振興により、限界集落となりつつある地域への都市住民の訪問を促し、伝統農業の再生を支援して、多様な生物が生息する環境と、地域経済が両立する社会の構築を目指すもの。具体的には、①全国のフットパス実施自治体・NPOとの協働、およびフットパス普及を目的とした「日本フットパス協会」の設立、②多摩丘陵の小野路における、都市住民を対象にした「農業塾」の開催、などを行なう。

対象領域
水産資源・食料表土・森林生物多様性
助成年度
2008年度 第1回 活動助成
助成期間
2年
2008年10月〜2010年9月
助成金額
2,223,363円
対象地域
東京都町田市小野路、山形県長井市、甲州市勝沼、北海道黒松内町、その他日本各地
多摩丘陵フットパスまつり

団体概要

理事長(東京農業大学教授)進士 五十八
代表者
理事長(東京農業大学教授)進士 五十八
設立年
2001年
設立目的
フットパスとは“快適な歩く道”という意味で、イギリスが発祥地だが、環境保全を始め、まちづくりにも、農業や経済振興にも、非常に有効だと認められつつあり、日本でも草の根的に広がりつつある。さらには限界集落など、何も資源を持たない地域のまちづくりにも、画期的な効果があると注目されるようになった。フットパス活動を通して、持続可能な社会の基盤を構築し、成熟した美しい日本を子供達に残すことを目指す。
主な活動地域
多摩丘陵、東京都町田市小野路
スタッフ数
常勤10名、非常勤30名、正会員144名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度223万円/2006年度172万円/2007年度181万円
連絡先
〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷町1598-101
TEL:042-734-5678 
http://www.midorinoyubi-footpath.jp/
主な活動内容
  • ①フットパスウォーキング:毎月第4日曜日。毎年1~2回「多摩丘陵フットパスまつり」を主催。
  • ②カルチャー・ウォーク:毎月1~2回、「みどりのゆび」の優れた講師陣によるウォーク。
  • ③自然観察会:毎月第3日曜日、多摩丘陵の貴重な生態を定点観察。
  • ④フットパスマップ:「フットパスマップ1」はロングセラー。今年は「フットパスマップ2」を出版。
  • ⑤緑地・竹林管理作業:毎月第2土曜日(緑地)、毎月第3土曜(竹林)、町田市より管理を受託。
  • ⑥環境教材:小学生対象の多摩丘陵の環境読本を、町田市全小学校に配布。
  • ⑦農業塾:小野路の景観を活かした農業を、プロの農家の指導の元で実施。
  • ⑧基金活動: 「マップ」などの販売金は、会の活動費、および自治体の緑地保全基金に寄付。
  • ⑨日本フットパス協会:町田市と協働で日本全国のフットパスの連携を目指す、日本フットパス協会の設立を準備。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。