三井物産環境基金
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INDEX="536"
NAME="持続可能な社会を「実現」するフットパス"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2008年度,"
AREA="日本全国,北海道,東北,関東,"
KIND="NPO,"
ORG="特定非営利活動法人 みどりのゆび"
特定非営利活動法人 みどりのゆび
持続可能な社会を「実現」するフットパス
活動助成
- 案件概要
英国発祥のフットパスは、快適な歩道を整備してウォーキングを行い、森林・里山の保全や持続可能な社会づくりにつなげる活動で、近年わが国でも拡がりを見せている。本活動は、フットパスの振興により、限界集落となりつつある地域への都市住民の訪問を促し、伝統農業の再生を支援して、多様な生物が生息する環境と、地域経済が両立する社会の構築を目指すもの。具体的には、①全国のフットパス実施自治体・NPOとの協働、およびフットパス普及を目的とした「日本フットパス協会」の設立、②多摩丘陵の小野路における、都市住民を対象にした「農業塾」の開催、などを行なう。
- 対象領域
- 水産資源・食料表土・森林生物多様性
- 助成年度
- 2008年度 第1回 活動助成
- 助成期間
- 2年
2008年10月〜2010年9月
- 助成金額
- 2,223,363円
- 対象地域
- 東京都町田市小野路、山形県長井市、甲州市勝沼、北海道黒松内町、その他日本各地

団体概要

- 代表者
- 理事長(東京農業大学教授)進士 五十八
- 設立年
- 2001年
- 設立目的
- フットパスとは“快適な歩く道”という意味で、イギリスが発祥地だが、環境保全を始め、まちづくりにも、農業や経済振興にも、非常に有効だと認められつつあり、日本でも草の根的に広がりつつある。さらには限界集落など、何も資源を持たない地域のまちづくりにも、画期的な効果があると注目されるようになった。フットパス活動を通して、持続可能な社会の基盤を構築し、成熟した美しい日本を子供達に残すことを目指す。
- 主な活動地域
- 多摩丘陵、東京都町田市小野路
- スタッフ数
- 常勤10名、非常勤30名、正会員144名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2005年度223万円/2006年度172万円/2007年度181万円
- 連絡先
- 〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷町1598-101
TEL:042-734-5678
http://www.midorinoyubi-footpath.jp/ - 主な活動内容
- ①フットパスウォーキング:毎月第4日曜日。毎年1~2回「多摩丘陵フットパスまつり」を主催。
- ②カルチャー・ウォーク:毎月1~2回、「みどりのゆび」の優れた講師陣によるウォーク。
- ③自然観察会:毎月第3日曜日、多摩丘陵の貴重な生態を定点観察。
- ④フットパスマップ:「フットパスマップ1」はロングセラー。今年は「フットパスマップ2」を出版。
- ⑤緑地・竹林管理作業:毎月第2土曜日(緑地)、毎月第3土曜(竹林)、町田市より管理を受託。
- ⑥環境教材:小学生対象の多摩丘陵の環境読本を、町田市全小学校に配布。
- ⑦農業塾:小野路の景観を活かした農業を、プロの農家の指導の元で実施。
- ⑧基金活動: 「マップ」などの販売金は、会の活動費、および自治体の緑地保全基金に寄付。
- ⑨日本フットパス協会:町田市と協働で日本全国のフットパスの連携を目指す、日本フットパス協会の設立を準備。
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。