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三井物産環境基金

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社団法人 日本国際民間協力会

南部アフリカ・マラウィにおける表土の肥沃化と植林支援事業

活動助成

案件概要

アフリカ南部の国マラウィでは、異常気象による農作物収穫の激減や、森林伐採による土壌浸食・劣化が深刻化している。本活動では、同国中部において、貧困農家が劣化した土壌を回復させながら、持続的に自給自足できる体制を確立する。具体的には、自生種の樹木・果樹等の植林のため、種子・苗木の配布、および現地の状況に即した土壌改良・水利改善などの有機農業技術の移転を行う。また、し尿分離型のエコサントイレを導入し、衛生状態を改善するとともに、し尿を土壌改良剤として利用し、肥料購入のための支出を抑制する。これらに関する講習会と実習を地元農家向けに行い、リーダーの養成をはかりながら、地域に根ざしたコミュニティ形成モデルを構築する。

対象領域
表土・森林エネルギー
助成年度
2007年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2007年7月〜2010年6月
助成金額
8,100,000円
対象地域
マラウィ・ンコタコタ県ムワザマ地区
マラウィでの住民向けワークショップの様子

団体概要

設立年
1979年
代表者名
理事長 小野 了代
設立目的
当団体は、1979年のカンボジア内戦時に、タイ領内に流入したカンボジア難民救援をきっかけに、「カンボジア難民救援会」として結成され、その後1993年に社団法人格の取得と共に、名称を現在の日本国際民間協力会(NICCO)と改称した。設立以来、地球規模的視野に立ち、途上国の人々の経済的・精神的な自立を図るため、途上国の現場でともに生活・労働しながら、貧困層の経済的自立、環境保全、人材育成を行うことを設立目的としている。
主な活動地域
マラウィ、パレスチナ、ヨルダン、イラン、アフガニスタン、ミャンマー、中国(四川)、日本
スタッフ数
常勤21名、非常勤1名、正会員153名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度2億5,864万円/2006年度2億6,713万円/2007年度2億2,683万円
連絡先
〒604-8217 京都市中京区六角通新町西入西六角町101
TEL:075-241-0681 
http://www.kyoto-nicco.org/
主な活動内容
当団体は、京都生まれ、京都育ちの、日本で最も長い歴史と実績をもつ、国際協力NGOの1つ。設立以来28年間にわたり、途上国の人々が、自らの力で生きてゆくことを目指して、現地の人々と寝食を共にしながら、教育、職業訓練、環境保全、有機農業、難民支援等の自立支援プロジェクトを行ってきた。近年は、紛争の絶えない中東地域を中心に、アフリカ、アジアなど世界規模で、経済的自立および環境保全を目的とした支援事業を展開している。また、日本国内では、モデルファーム事業として、滋賀県竜王町において、環境保全を目的とした有機農業、および不耕起栽培の冬季湛水を実践中。これらの活動は、多くのインターン・ボランティアによって支えられており、それを通して国際協力分野に寄与する人材育成を行なっている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。