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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 黄河の森緑化ネットワーク

中国黄土高原西端の蘭州における緑化推進のための技術向上の協力と現地ボランティアの育成

活動助成

案件概要

中国黄土高原の西端、蘭州の荒地における緑化事業。具体的な活動は以下の通り。
①緑化の限界地付近のために考案された、効率的に雨水を利用する植栽法、「三水造林」の普及。
②病害虫被害防止のため、三水造林の単一樹種から他樹種への適用。
③菌根菌の移植など、新たな緑化技術の開発。
④緑化に関する情報提供、交流、シンポジウムの開催など、啓発事業の実施。
⑤現地のボランティア団体立ち上げ、住民参加の促進。

対象領域
表土・森林
助成年度
2007年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2007年7月〜2010年6月
助成金額
10,350,000円
対象地域
中国甘粛省蘭州市
中国甘粛省蘭州市における植樹事業

団体概要

事務局長 矢野正行
代表者
事務局長 矢野正行
設立年
2002年
設立目的
日中友好のシンボルとして、中国甘粛省蘭州市南北両山地区で植樹を行い、森を育み、地球環境との共生を目指す。中期的には、蘭州市で緑化事業を行うボランティア組織を立ち上げ、現地の人々と協力しながら植林を進める。短期的には、日本からの植樹ツアーを組織し、黄土高原での植樹体験をすることにより、緑化活動の輪を広げる。また、地元神戸では、六甲山住吉山手で毎年植樹を行い、雑木林を育成し、治山に役立つ活動を行う。
主な活動地域
兵庫県神戸市
スタッフ数
非常勤11名、正会員321名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度約300万円/2006年度約300万円/2007年度約600万円
連絡先
〒650-0011 神戸市中央区下山手通り2丁目12-11
TEL:078-392-8328
主な活動内容
中国甘粛省蘭州市南北両山地区で、第一期事業として、2002年から2006年までの5年間に、約57haの植樹を実施。植樹した木は、コノテガシワで約132,000本。2007年から2009年までの二期事業では、約100haの植樹を行う予定。二期植樹では、乾燥に強い低木のベニスナ等の樹種を使用し、散水の要らない三水造林手法を採用。また、現地ボランティアを立ち上げるため、蘭州市でアンケート調査を行うとともに、植樹に関する意識高揚を図るため、現地中学校や大学で講演を実施。今後は現地企業訪問なども行い、ボランティア組織に支援が可能かどうか調査を進める予定。地元神戸では、従来通り、六甲山住吉山手でコナラ、ヤマザクラ、ケヤキなどの植樹を進める。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。