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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 森づくりフォーラム

多様な主体による森づくり活動のための指導層養成プログラムの構築

活動助成

案件概要

森林の水源涵養機能と生物多様性を維持するには、国土の4割を占める人工林の保全が重要である。一方、都市住民が森林サポーターとして活躍するには、森林整備の作業技術の基礎を習得した者を指導し、技術・技能水準を判定できる指導者層を確保することが急務である。そのため本活動では、指導経験者による委員会を開催し、講習内容・指導方法を検討する。また、リピーター向けの研修を通して、指導者層養成プログラムを構築する。

対象領域
表土・森林生物多様性
助成年度
2007年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2007年7月〜2010年6月
助成金額
5,760,000円
対象地域
日本全国( 主に東京、岩手、群馬、静岡、三重、大阪、広島、愛媛、福岡)
技術習得の研修会における丸太を利用した受け口切りの訓練

団体概要

代表理事 内山 節
代表者
代表理事 内山 節
設立年
1995 年
設立目的
私たちにとってかけがえのない森林を、守り育てていく活動を行っている、市民団体間の連絡ネットワークを構築し、活動がより円滑に行える環境の基盤整備を進めるとともに、住民、森林所有者、行政、企業などが協力し合って、多様な人々が森づくりに参加できる機会を提供し、人と森林が共に暮らせる社会の実現に貢献することで、社会全体の利益の増進に寄与する。
主な活動地域
日本全国 (主に東京、神奈川)
スタッフ数
常勤5名、非常勤4名、正会員263名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度5,433万円/2006年度6,612万円/2007年度6,801万円
連絡先
〒113-0033 東京都文京区本郷3-2-3 斉藤ビル3階
TEL:03-3868-9535 
http://www.moridukuri.jp/
主な活動内容
  • ①普及啓発: 多様な市民とともに、森と人との新たな関係を築くための、森づくり体験イベントを実施 (フォレスト21「さがみの森」、高尾の森づくりプロジェクト他)。 
  • ②人材育成: 森林ボランティアの安全な伐木作業の技術研修や、森林計画作成の指針となる「森林施業ガイドライン」の制作、および研修を実施。大都市近郊の森で、継続して計画・管理に関わることができる、心を育む「こげさわの森」では、森林の総合活用のモデルを目指す。また、活動を円滑にする基盤を整備する (グリーンボランティア保険、助成財団との意見交換)。 
  • ③政策提言: 3回の提言をまとめた「森の列島に暮らす」を出版。現在、「森林の所有と管理の分離」について検討中。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。