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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 緑の地球ネットワーク

森林再生をサポートする果樹園建設 (中国・山西省大同市)

活動助成

案件概要

土壌浸食・砂漠化・水不足が深刻な中国山西省大同市は、大都市と華北穀倉地帯の水源であり、また風砂の吹き出し口となっている。国を挙げて緑化に取り組んでいるが、厳しい自然条件のもと、多様性のある森林再生が必要である。当団体は1999年以来、自然植物園等のモデル作りに努めてきたが、長期にわたる維持管理のためには、経済基礎の確立が不可欠であることから、本活動では20haの土地を確保し、アンズ・モモなど換金可能な果樹栽培を行う。日本から研究者、専門家、ボランティアを派遣し、栽培技術などの普及をはかるほか、現地カウンターパートの大同市総工会とその下部組織が建設・管理・運営に協力する。

対象領域
表土・森林生物多様性
助成年度
2007年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2007年7月〜2010年6月
助成金額
15,209,722円
対象地域
中国山西省大同市
地元の子供たちと日本からのボランティアによるマツ苗の植林

団体概要

代表 立花 吉茂
代表者
代表 立花 吉茂
設立年
1992年
設立目的
当団体の目的は、地球環境のための国境を越えた民衆の協力の推進。地球上の各地で表土流失や沙漠化が深刻化する中、そこで暮らす人々の、森林を取り戻す努力に協力し、あわせて自らの生活の場でも緑を守り、緑とともに生きるよう努める。
主な活動地域
中国山西省大同市、日本国内各地
スタッフ数
常勤4名、非常勤10名、正会員620名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度8,070万円/2006年度7,401万円/2007年度8,668万円
連絡先
〒552-0012 大阪市港区市岡1-4-24
TEL:06-6576-6181
主な活動内容
中国黄土高原に位置する山西省大同市で、緑化の協力を行なっている。中国西北部に広がる黄土高原は、年間降水量がわずか400ミリ前後。毎年のように干ばつに襲われ、中国で最も貧しい地域の一つ。当団体は、この地で沙漠化を防ぐために、山地や丘陵地にマツと灌木を混植する「地球環境林」、就学支援を行なう「小学校附属果樹園」、植樹に使う苗を生産し、実験や研修を行なう「環境林センター」、放牧を廃止し植生の遷移を観察する「自然植物園」、実験林場「カササギの森」、実験果樹園「かけはしの森」を展開するなど、様々な活動を行なっている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。