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三井物産環境基金

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財団法人 世界自然保護基金ジャパン

南西諸島のサンゴ礁域における野生生物の化学的環境調査と普及啓発活動

活動助成

案件概要

サンゴ礁分布の北限域にあたる南西諸島では、中国・東南アジアの経済発展に伴う環境汚染による生態系への影響が懸念されている。本活動では地元NPO等の協力により採集した、野生生物試料に含まれる有害化学物質の量や、農薬・船底塗料のサンゴへの影響を調査する。そのデータをもとに潜在的リスクを考察し、野生生物保護、海洋保全、化学物質管理に関わる政策決定者や研究者に知見を提供し、包括的なサンゴ礁環境の保全対策推進を図る。

対象領域
生物多様性
助成年度
2006年度 助成
助成期間
1年9ヶ月
2006年7月〜2008年3月
助成金額
5,000,000円
対象地域
南西諸島
沖縄県石垣島で「サンゴと化学物質~見えない汚染を考える~」をテーマに講演会を開催

団体概要

事務局長 樋口 隆昌
代表者
事務局長 樋口 隆昌
設立年
1971年
設立目的
下記の事業を実施することにより、世界の自然保護事業に協力し、自然保護思想の普及を図り、自然環境の保全による人類の福祉に貢献することを目的とする。①WWFインターナショナルへの協力および各種自然保護活動への助成、②国および地方公共団体からの委託事業、③関係諸団体との連絡協議会の開催、④自然保護のための調査研究、⑤自然保護思想の普及教育、⑥目的達成のための募金、⑦その他当団体の目的達成上必要な事業
主な活動地域
世界各地
スタッフ数
常勤65名、正会員46,736名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度8億8,387万円/2006年度6億1,311万円/2007年度6億6,312万円
連絡先
〒105-0014 東京都港区芝3-1-14  日本生命赤羽橋ビル6F
TEL:03-3769-1711 
http://www.wwf.or.jp/
主な活動内容
設立当初から実施している絶滅が危惧される野生動植物の保護活動に加え、近年では、より広範囲な生態系保全、人間と自然の共存の鍵となる持続可能な開発の提言、気候変動などの地球環境問題が活動の主軸となっている。スイスのWWFインターナショナルを中心に、50カ国以上の国々に拠点を置き、100を超える国々で地球規模の活動を展開している。地域社会、団体、企業、研究者、政府とのパートナーシップ構築に努め、多文化を尊重し、不必要な対決を避け、対話を追求することなどを活動の行動原則としている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。