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国立大学法人 京都大学大学院 地球環境学堂 准教授 森 晶寿

東アジアの持続可能な社会実現の環境資金メカニズム

研究助成

案件概要

本研究は、東アジアが既存の経済発展方式の中で発展させてきた、持続可能な社会の実現を促す資金メカニズムと阻害する資金メカニズムを、東アジアの経済発展方式と資金メカニズムの実態を踏まえて検証し、それをどのように改革すれば持続可能な社会を実現するものになるかを明らかにすることを目的とする。この研究を通じて、東アジアで実現すべき資金メカニズムと、それを実現する条件の西欧のものとの相違と独自の課題を明らかにする。

助成年度
2008年度 研究助成 
助成期間
3年
2009年4月〜2012年3月
助成金額
27,720,000円
対象地域
東アジア
東アジアの持続可能な社会実現の環境資金メカニズム

団体概要

准教授 森 晶寿
代表者
准教授 森 晶寿
プロフィール
専門分野
環境経済学、開発経済学、開発援助論
所属学会
環境経済・政策学会、日本財政学会、国際開発学会、国際公共経済学会
経歴(職歴・学位)
滋賀大学経済学部助教授を経て、2002年10月より現職、京都大学博士(経済学)
連絡先
〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町
共同研究者
名城大学/教授 李秀澈、 山口大学/准教授 陳禮俊、 中国人民大学/院長 馬中、京都大学/教授 植田和弘、 東国大学/教授 金一中、台湾中華経済研究院/教授 蕭代基、ダナン工科大学/准教授 レ・ティ・キム・オアン、 京都大学/博士課程金紅実
研究実績
  • ①森晶寿(編著)、『東アジアの経済発展と環境政策』、ミネルヴァ書房、2009年東アジアが経済発展戦略として採用した輸出主導型工業化が、グローバル化の中でもたらした経済的・環境影響と、それに対応するための政策を定性及び定量的に分析した。
  • ②森晶寿・植田和弘・山本裕美(編著)、『中国の環境政策:現状分析・定量評価・環境円借款』、京都大学学術出版会、2008年中国の環境政策の変遷と到達点、及び環境円借款の大気汚染及び水質汚濁の改善に効果を定量的に明らかにした。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。