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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 エコ・ビジョン沖縄

マレーシア・環境教育によるサバ州3R推進プロジェクト

活動助成

案件概要

マレーシアでは、急激な経済発展や都市化に伴い、廃棄物が増加の一途を辿っている。政府やNGOなどの様々な取組みにより、市民の3Rの意識は高まりつつあるものの、行動に移すためどのように啓発していくかが課題となっている。当団体は那覇市、JICAと連携し、現地NGOサバ州環境行動センター(EAC)や行政職員を研修員として招聘し、当団体が開発したごみ減量のための環境教育プログラム「買い物ゲーム」を紹介するなど研修を行った。研修員の帰国後、現地での同プログラムの展開につき、人材や普及のノウハウが十分でないことから、継続支援の要請を受けた。本活動では、EACと協力し、「サバ州版買い物ゲーム」を作成、実施するとともに、行政・NGOなどにおいてゲームのファシリテーター25人を育成し、「サバ州版買い物ゲーム」の実施体制を確立して、現地市民のごみ減量の行動につなげる。また、本連携をモデルとして、ごみ問題に取組んできた日本の市民活動の経験を、ベトナムなど成長期にある他のアジア諸国にも適用できると考えている。

対象領域
気候変動
助成年度
2010年度 活動助成
助成期間
2年
2010年10月〜2012年9月
助成金額
8,420,000円
対象地域
マレーシア・サバ州
買い物ゲームを体験するマレーシアEACのメンバー

団体概要

理事長 古我知 浩
代表者
理事長 古我知 浩
設立年
2000年
設立目的
当団体は、沖縄の市民運動の草分けである沖縄リサイクル運動市民の会(1983年設立)を母体とし、2000年に設立された。「エコロジカルな市民社会の構築」というミッションを共有し、協働した事業を展開している。「循環型社会システム構築」、「環境教育」、「国際協力・市民セクター形成」、「エコロジカル産業支援」の4つを活動の柱に、誰もが参加できる「場」と「情報」を提案している。
主な活動地域
沖縄県
スタッフ数
常勤2名、非常勤2名、正会員10名 
年間事業規模(経常収入)
2007年度1,217万円/2008年度1,309万円/ 2009年度1,301万円
連絡先
〒903-0805 沖縄県那覇市首里鳥堀町4-44-1
TEL:098-886-3037 
http://www.ryucom.ne.jp/users/kuru2/
主な活動内容
  • ①循環型社会システムの構築
    ● 市民・NPOのためのフリーマーケット開催マニュアルの出版
    ● 食物残渣による養豚・くいまーるプロジェクトの実施
    ● くいまーるプロジェクトによる食品循環推進で環境大臣賞奨励賞受賞
  • ②環境教育
    ● 買い物ゲームの実施
    ● ECO・エコ買い物ゲームの出版
  • ③国際協力・市民セクターの形成
    ● 那覇市NPO活動支援センターの設立・運営
    ● JICA国際協力事業の実施
  • ④エコロジカルな産業活動の支援
    ● エコショップの運営

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。