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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 グリーンパートナーおかやま

海ごみから中国四国流域環境を考える「 世界の宝石―瀬戸内海を磨く」

活動助成

案件概要

瀬戸内海は、現在約1万3千トン以上と推計される海ゴミ(漂着、海底、漂流ゴミ)の堆積が、水中の環境や景観を阻害し、漁業や海岸利用の大きな妨げとなっている。また、魚や水生生物の生息環境および生態系への悪影響も懸念されている。問題解決のためには、各主体が必要な情報を発信し、相互に理解し、それぞれの役割を理解し行動する枠組みが必要である。本活動では、瀬戸内海の住民と連携し、山間地域と沿岸地域、漁業者と行政・住民などをシンポジウムでつなぎ、各主体が瀬戸内海の環境を守るために継続的に活動する仕組みを構築する。具体的には各県のNPO、行政、漁業団体が連携し、一般市民とともに底引き網漁船に乗船し、海底ゴミの回収や分別調査を行い、意見交換会や交流会を実施する。また集大成として瀬戸内海域の各主体が集い、サミット会議を開催する。

対象領域
水産資源・食料生物多様性
助成年度
2010年度 活動助成
助成期間
3年
2010年10月〜2013年9月
助成金額
7,740,000円
対象地域
岡山県、香川県、広島県、山口県、愛媛県、兵庫県、大阪府
底引き網で回収した海底ゴミの分別作業

団体概要

理事長 藤原 瑠美子
代表者
理事長 藤原 瑠美子
設立年
1998年
設立目的
自然環境の保全、環境破壊活動の阻止、環境問題の啓発、環境モラルの向上、青少年の健全育成等、あらゆる環境問題に取り組みながら、環境改善を通して、地域が、岡山が、日本が、そして世界が豊かに、幸せになり、地域をとりまく環境を、また地球環境を、総合的にとらえ着実に根本から問いかけ改善していくことを我々の使命として、岡山県を中心とした住民に対して、自然環境、社会環境、家庭環境、人間環境に関する改善の事業を行い、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。
主な活動地域
瀬戸内海国立公園(金甲山、貝殻山、天目山、高島地域)
スタッフ数
常勤1名、非常勤6名、正会員165名 
年間事業規模(経常収入)
2007年度45万円/2008年度89万円/ 2009年度378万円
連絡先
〒702-8011 岡山県岡山市南区郡12-2
TEL:086-267-2478 
主な活動内容
  • ①花、植栽事業
    ● コバノミツバツツジ再生プロジェクト
  • ②グリーン、清掃、草刈り事業
    ● 瀬戸内海国立公園天目山、金甲山、貝殻山清掃、笹刈り下草刈り
    ● グリーンワーカー(環境省)
  • ③学習、交流、広報
    ● 海底ゴミ啓発事業(含、上流から海底までのゴミ)
    ● 環境シンポジウムの開催
    ● アマモ種付け観察
    ● コバノミツバツツジ採種、実生観察
    ● 干潟観察、トンボ観察、サンショウウオ観察
    ● 旭川河川流域の観察調査(歴史、文化、自然資源)
  • ④環境整備
    ● 不法投棄監視

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。