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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 ごみじゃぱん 

減装ショッピングプロジェクト

活動助成

案件概要

この10年間で、日本のリサイクルは年々進んでいるが、廃棄物の排出量は減少しておらず、一般廃棄物のうち、容積比で6割を占める容器包装ごみの発生抑制は喫緊の課題である。当団体では2005年に、適切な情報と公的なインセンティブを与えれば、生活者は容器包装が簡易な商品を選択するという意識調査結果を得ており、神戸市東灘区における社会実験でもそれが裏付けられた。そこで本活動では、小売店舗における減へらそう装ショッピングの日常業務化に取り組む。具体的には、包装の少ない商品をリスト化し、スーパーマーケットの店頭で推奨、生活者に対する情報提供により推奨商品の選択を呼びかけ、また店舗従業員の中に容器包装やごみに関する専門知識を有する担当者(減装マイスター)を置き、育成して行く。さらに啓発効果を高めるため、地域住民、小売、メーカー、学生などによるイベントを実施する。

助成年度
2009年度 第1回 活動助成
助成期間
2年
2009年10月〜2011年9月
助成金額
5,200,000円
対象地域
兵庫県神戸市北区、東灘区、灘区
スーパー店頭での包装の少ない商品の推奨

団体概要

代表理事(神戸大学大学院経済学研究科教授)石川 雅紀
代表者
代表理事(神戸大学大学院経済学研究科教授)石川 雅紀
設立年
2006年
設立目的
2005年10月、ごみゼロパートナーシップ会議がまとめた『簡易包装普及のためのシステム検討委員会 平成15年度報告書』において、たてられた仮説『ごみ問題を知り、インセンティブが与えられれば、生活者(消費者)の消費行動が変わる=ごみが少ない商品選択を行う』を実証すべく、有志が集まりNPO法人の設立を決定。長年にわたりごみと環境の研究を重ねてきた神戸大学大学院経済学研究科教授:石川雅紀を代表とし、社会人および神戸大学の学生が中心となって発足。
主な活動地域
全国
スタッフ数
常勤1名、非常勤25名、正会員12名 
年間事業規模(経常収入)
2006年度1,022万円/2007年度1,438万円/ 2008年度(9月末で決算)
連絡先
〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台町2-1神戸大学(経済)内第2研究室107号
TEL:078-803-3005
http://gomi-jp.jimdo.com/
主な活動内容
産官学民の連携で無理なく、ごみを減らせる社会づくりを目指すNPO団体として、神戸大学の教職員・学生と社会人が中心となって活動。社会全体でごみの発生を抑制できる仕組み作りを企画・展開している。消費者、事業者、教育研究機関及び行政と連携して、簡易包装の普及、新たなリユースチャンネルの開発およびごみを少なくするための商品の製造・販売等に関わる社会実験を実施し、そこから得られた知見を基に、ごみ問題の抜本的な解決に資する社会的仕組みづくりおよび自然環境と調和した都市づくりに寄与している。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。