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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 アサザ基金

アサザプロジェクト― 環境を機に活性化する地域社会

活動助成

案件概要

環境問題を解決するためには、個別の細分化された取り組みではなく、問題を解決するシステムを地域コミュニティや社会に落とし込んで行く必要がある。当団体では、地域に根ざした市民型公共事業として、1995年から14年間、アサザプロジェクトを通じて様々なモデル作りを推進して来た。本活動では、これまで構築したモデルをステップアップし、社会の多様な主体を更に巻き込んだ事業を展開する。具体的には、①霞ヶ浦流域の小中学校において、持続可能なまちづくりを意識した環境教育の展開と充実を図り、②地域資源の活用を提案することで、循環型・環境保全機能を持つ地場産業の活性化を図って行く。既に外来魚粉を肥料に用いた野菜が「湖が喜ぶ野菜」として販売されており、このような取り組みの品目、品数を増やす。同時に、特に訴求力の高い流域ブランドである「天然ウナギ」の復活に向けた政策提言、流域の合意形成を図る。

対象領域
気候変動水産資源・食料表土・森林エネルギー生物多様性
助成年度
2009年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2009年10月〜2012年9月
助成金額
18,500,000円
対象地域
霞ヶ浦・北浦流域
地元小学生による水草の植え付けで再生された北浦の湖岸

団体概要

代表理事 飯島 博
代表者
代表理事 飯島 博
設立年
1998年
設立目的
霞ヶ浦・北浦流域での自然や文化などの保全や復元の活動を通じて、霞ヶ浦・北浦流域全体の自然や文化などを再生させると共に、人と自然、人と人との関係を構築することによって、霞ヶ浦・北浦流域を含む地域住民のための、より豊かな環境および共生の文化を創出することを目的とする。
主な活動地域
霞ヶ浦・北浦流域
スタッフ数
常勤11名、非常勤1名、正会員10名 
年間事業規模(経常収入)
2006年度3,591万円/2007年度5,734万円/ 2008年度4,691万円
連絡先
〒300-1233 茨城県牛久市栄町6-387
TEL:029-871-7166 
http://www.asaza.jp/
主な活動内容
  • ①流域小中学校に対する霞ヶ浦・北浦流域再生にむけた環境教育プログラム提供(座学、調査、提案、実践)。
  • ②循環型社会構築に向けたビジネスモデルづくり(外来魚を成分とする魚粉事業、水源地保全のブランド酒)。
  • ③企業社員を対象とした水源地保全農業体験を通じた環境意識啓発事業。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。