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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 有害化学物質削減ネットワーク

市民によるPRTRデータ有効活用のためのデータ検索ウェブサイトの再構築

活動助成

案件概要

地球環境保全や持続可能な社会形成のために、化学物質管理は重要なテーマである。日本国内の事業所等からの、有害化学物質の排出量を推計し、公表するPRTR制度は、施行されてから7年を迎えた。同制度は、市民が地域の環境リスクを把握するために、有効活用すべき制度であり、当団体は、2003年からホームページを開設してきたが、今般、同制度が見直されるのを機に、ホームページを全面的に見直し、英語版の作成を含めたリニューアルを行なう。これによりPRTR制度を軸に、海外の市民団体との情報交換、連携を深める。また、新しいホームページの使い方や、PRTRデータの活用方法に関する市民向けセミナーを開催し、PRTR制度活用の普及啓発を進める。

助成年度
2008年度 第1回 活動助成 
助成期間
3年
2008年10月〜2011年9月
助成金額
9,000,000円
対象地域
日本全国、海外団体との連携
2007年3月に開催した国際市民セミナー「欧州の新化学物質規制REACHと日米の化学物質政策のゆくえ」

団体概要

理事長 中地 重晴
代表者
理事長 中地 重晴
設立年
2002年
設立目的
PRTR情報および関連情報を市民に分かり易く提供し、市民によるその活用を支援することで、有害化学物質のリスク管理への参画、ならびに事業者と行政とのパートナーシップによるリスクコミュニケーションの推進を図り、もって化学物質による環境リスクの削減と生活環境の保全、循環持続型社会の形成を実現することに寄与することを目的とする。
主な活動地域
日本国内
スタッフ数
非常勤3名、正会員120名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度830万円/2006年度701万円/2007年度644万円
連絡先
〒136-0071 東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル4階
TEL:03-5836-4359
http://www.toxwatch.net/
主な活動内容
  • ①ウェブによるPRTRと化学物質政策に関する情報提供。
  • ②PRTRの市民的活用と化学物質削減に関する普及啓発事業としてシンポジウム、セミナー、勉強会の開催。特に、EUのREACHとNGOの動きに関する最新の動きを紹介する国際市民セミナーを毎年開催。
  • ③行政や業界団体からの調査研究の受託。
  • ④理事長が参加している行政の委員会や申し入れ、パブリックコメントなどを通して、国の化学物質政策に対する提言。
  • ⑤欧米のNGOとの情報交換推進とネットワーク化推進。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。