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三井物産環境基金

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財団法人 地球・人間環境フォーラム

知って守ろう生物多様性の森ウスリータイガ~住民・NPO・企業による「タイガの森フォーラム」

活動助成

案件概要

森林生態系の中で特に生物多様性が高く、かつ分布域が狭く、人間活動の影響で劣化・減少の危機に瀕しているのが、北東アジアに独特の「ウスリータイガ」(針広混交林)と呼ばれる森林生態系である。20世紀を通じて、日本を含む近隣諸国への木材輸出を目的とした伐採が進み、現在ではわずか数パーセントが原生状態で残るのみとなっている。当団体では、このウスリータイガのローカルおよびグローバルな保全活動を促進するため、NPO・企業による「タイガの森フォーラム」を形成し、ウスリータイガに関し日本国内で情報発信、セミナー、シンポジウムを行う。具体的には、情報発信・活動報告の基盤としてWebサイトを開設し、ウスリータイガの基本情報やそこに住む住民の声を定期的に掲載する。また名古屋で開催される生物多様性条約締約国会議、COP10に合わせ、セミナーやシンポジウム、現地訪問のスタディツアー、活動報告会などを実施する。

対象領域
気候変動水産資源・食料表土・森林生物多様性
助成年度
2009年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2009年10月〜2012年9月
助成金額
12,155,000円
対象地域
日本、ロシア
ウスリータイガが原生状態で残るビキン川流域

団体概要

理事長 炭谷 茂
代表者
理事長 炭谷 茂
設立年
1990年
設立目的
地球・人間環境フォーラム(GEF:Global Environmental Forum)は、地球環境問題に関する科学的調査・研究、その成果の普及・啓発を目的に1990年5月に設立された。「地球・人間環境フォーラム」というネーミングには、地球(自然)と人間の共生する環境づくりを目指すという意味と、そのために行政、企業、研究者、NGO・NPO、メディア等の幅広い関係者が、自由に集い、話し合い、社会に働きかけるための、「共通の広場(フォーラム)」を提供したいという思いが込められている。
主な活動地域
日本、海外
スタッフ数
常勤40名
年間事業規模(経常収入)
2006年度5億3,910万円/2007年度5億3,385万円/ 2008年度4億9,833万円
連絡先
〒113-0033 東京都文京区本郷3-43-16 成田ビル3階
TEL:03-3813-9735
http://www.gef.or.jp
主な活動内容
調査研究活動として、大気環境・気候変動、持続可能な森林管理、砂漠化対処、持続可能な原材料調達、開発途上国における企業の社会的責任など幅広い分野に取り組む。普及啓発活動として、これらの分野に関する報告書の発行・セミナー等の開催、機関誌(月刊)『グローバルネット』の発行、環境コミュニケーション大賞等の実施、さらには地方自治体や企業、ジャーナリスト等さまざまなセクターにおけるネットワーク支援活動などを行っている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。