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三井物産環境基金

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社団法人 日本植物園協会

植物園における持続可能な環境保全市民講座

活動助成

案件概要

自然環境の悪化から、多くの植物が地球規模で絶滅の危機に瀕しており、世界的に「貴重な植物種を保護する施策」が求められている。とりわけ、わが国の植物園には、植物多様性保全の世論を牽引する責務が課せられている。広く市民が植物多様性の重要性を認識し、保全活動への理解を深めるには、まず植物の有用性や面白さを知り、関心を持つことが肝要である。そこで本活動では、植物園や地域組織に対して、市民向けの植物知識の教材と、保全教育の手法を提供する。具体的には、植物と人間生活(衣・食・住)、ならびに保全に関する教育プログラム(DVDおよびパワーポイント教材などを含む)を作成し、各植物園へ講師を派遣して、出前講座を実施し、それぞれが市民向け講座を実施できるよう支援する。最終年には、全国集会で成果をまとめて評価する。

対象領域
生物多様性
助成年度
2007年度 第2回 活動助成
助成期間
3年
2008年4月〜2011年3月
助成金額
7,000,000円
対象地域
日本全国
植物園主催による子供向けワークショップ

団体概要

会長 北中 進
代表者
会長 北中 進
設立年
1947年
設立目的
当団体は、植物園ならびに相当施設に関して、会員の調査研究の発表と文献の収集、知識の交換、ならびに会員相互間の親睦および関連団体との連絡・提携を緊密にし、植物園事業の普及発展に寄与することを目的として設立された。
主な活動地域
日本全国の植物園とその活動地域
スタッフ数
常勤1名、正会員115名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度2,802万円/2006年度3,400万円/ 2007年度5,612万円
連絡先
〒114-0014 東京都北区田端1丁目15番11号  ティーハイムアサカ201 
TEL:03-5685-1431 
http://syokubutsuen-kyokai.jp/
主な活動内容
主な活動内容は、植物園ならびに植物園相当施設に関する、調査研究と文献収集、研究会、講習会、採集会、展示会の開催、会報やその他出版物の刊行、植物の収集および外国の植物園との種苗交換、植物園事業に功労のあった者の表彰、博物館関係団体との協力などがある。近年では、自然保護や生物多様性の保全に対する植物園の責務として、また社会からの要請に応えるための中核施設として、絶滅危惧植物に関する全国巡回展の開催、市民団体と協力した保全活動、絶滅危惧植物の収集・保存、自然保護に関する普及啓発など、さまざまな事業を全国の植物園の力を集めて積極的に行っている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。