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三井物産環境基金

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世界自然基金会(WWF China)(中国NGO)(三井物産アジア・大洋州本部推薦) (海外店推薦)

中国四川省パンダ保護区における生物多様性及び生態系の保全のための低炭素・エネルギー自給型コミュニティー事業

活動助成

案件概要

四川省涼山パンダ保護区に居住する少数民族は、薪・柴を燃料としているため、森林伐採がパンダ生息地にまで及び、様々な希少動植物の脅威となっている。そこで、同地区に設置する110台のマイクロ水力発電機(3~5.5kW)によって390世帯に電力を供給することで、森林伐採を抑制し、稀少動植物の保護、生物多様性の保全を図る。本活動では新たな小規模CDMの仕組みを活用し、クレジットの販売収入で発電設備の維持、管理、モニタリングなどを行う。また、少数民族に対する環境教育や、自然林の保護活動を行うことで、貧困の改善、低炭素、エネルギー自給社会作りを促進する。また、CO2削減にも貢献する。

対象領域
気候変動表土・森林エネルギー生物多様性
助成年度
2009年度 第2回 活動助成
助成期間
3年
2010年4月〜2013年3月
助成金額
30,811,200円
対象地域
中国・四川省凉山パンダ保護区
森林伐採抑制のためマイクロ水力発電機を導入した中国四川省凉山地域

団体概要

WWF北京代表処成都 プロジェクト事務所 マネージャー 李 葉
代表者
WWF北京代表処成都 プロジェクト事務所 マネージャー 李 葉
設立年
1996年
設立目的
WWFは100を超える国々で活動する世界最大の自然保護NGOである。1961年に、絶滅の危機にある野生生物の保護を目的としてスイスで設立され、次第に活動を拡大し、現在絶滅危機種の保護や地球全体の生物多様性を守るために選定された最も重要な地域の保全、森林や海洋の持続可能な開発の推進、気候変動や化学物質による汚染を食い止める活動を行っている。中国では、1980年のパンダ及び生息地の保護に始まり、1996年にWWF北京事務所を設立した。
主な活動地域
上海、成都、長沙、武漢、ラサ、西安、昆明、長春
スタッフ数
正会員120名 
年間事業規模(経常収入)
2007年度64,662万円/2008年度91,681万円/ 2009年度125,510万円
連絡先
北京市労働人民文化宮東門文化宮1階1609室
TEL:86-10-65116211 
http://www.wwfchina.org
主な活動内容
  • ①パンダの保護事業
  • ②淡水及び海洋の生態系の保全事業
  • ③森林保護及び再生可能な自然資源の持続可能な利用事業
  • ④持続可能な社会づくりに向けた教育事業
  • ⑤気候変動とエネルギー問題の解決に向けた事業
  • ⑥野生動物の保護と生物多様性の保全事業
  • ⑦科学発展と国際条約・国際交渉関連事業

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。