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三井物産環境基金

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イグアス日本人会(パラグアイNGO)(三井物産米州本部推薦) (海外店推薦)

イグアス湖周辺の原生林の再生

活動助成

案件概要

パラグアイの日本人移住者が、同国の農業発展のためにイグアス湖周辺に近代設備を導入し、原生林を開墾した結果、当該地域は同国を代表する穀倉地帯となり経済にも寄与してきた。一方、森林の過剰伐採は、降水量の減少、集中豪雨による土壌浸食、土壌の劣化などをもたらし、農業生産に支障が生じている。本事業では現地農協・地域振興協議会・行政などと連携した組織を結成し、イグアス湖周辺の伐採地で植林を行い、原生林を再生させる。具体的にはイグアス農協所有の原生林保護区で在来種の種子を確保、現在の育苗場を拡張して年間25万本の苗木生産を可能にする。また、植林候補地を調査・調整し、初年度50ha、2年目以降75haに植林を実施する。さらに地域住民に対して、薪用早成樹の苗木を提供して植林を促すほか、植林を通じた環境教育を実施する。

対象領域
表土・森林
助成年度
2010年度 活動助成
助成期間
3年
2010年10月〜2013年9月
助成金額
17,111,915円
対象地域
パラグアイ・イグアス湖周辺
イグアス湖周辺での植林活動

団体概要

会長 福井 一朗
代表者
会長 福井 一朗
設立年
1967年
設立目的
パラグアイのイグアス日本人移住地は、国際協力機構(JICA)の前身である日本海外移住振興(株)により開発され、1961年に第一次入植が行われた。生活上の必要性から、道路、教育、治安などの委員会が徐々に設立され、1967年自治会が発足し、自治活動が本格化した。1980年、社団法人イグアス日本人会の認可を得、現在に至る。現在では、日系移住者のみならず、地域住民全体の生活環境、教育、治安、文化、営農促進などの支援調整などを担う組織となっている。
主な活動地域
パラグアイ・イグアス湖周辺
スタッフ数
常勤45名、正会員193名 
年間事業規模(経常収入)
 2009年度1,170万円
連絡先
DISTRITO YGUAZÚ KM.41, ALTO PARANÁ,PARAGUAY 
TEL:595-6322-0243
主な活動内容
  • ①日本大使館関係業務(戸籍関係諸届、在留証明、など)
  • ②郵便物取り扱い
  • ③イグアス日本語学校運営(幼稚園・小・中・高校)
  • ④イグアス日本「匠」センター運営
  • ⑤公園運営管理(一般市民に公開)
  • ⑥イグアス診療所運営(イグアス機能回復センター運営)
  • ⑦警察署と共同での治安維持活動
  • ⑧高齢者福祉事業
  • ⑨上水道事業
  • ⑩道路管理
  • ⑪植林事業 など

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。