Main

三井物産環境基金

助成案件を探す

Turkish Foundation for Combating Soil Erosion, for Reforestation and Protection of Natural Habitats(TEMA)(トルコNGO)(三井物産欧州・中東・アフリカ本部推薦) (海外店推薦)

“CROP-MAL”限界乾燥地保全に向けた合理的機会の創出

活動助成

案件概要

換金作物や家畜の導入は貧困緩和策であるが、土壌劣化を招く要因ともなり、環境との調和を考慮する必要がある。持続可能な開発の実現のため、トルコの乾燥地帯カラプナルでは、本基金の2006年度助成により自然資源、社会構造、潜在的生産能力等の環境・社会条件の調査が行われた(第一段階のプロジェクト“DESIRE”)。本活動では、自治体、NGO、研究所、政府機関の協力を得て、第二段階である“限界乾燥地保全に向けた合理的な機会の創出”(CROP-MAL)プロジェクトを推進し、伝統的で持続可能な技術による環境にやさしい手法を採用することで、地元住民の福祉向上を目指す。具体的には、
①表土・水質保全、長期モニタリング活動
②気候変動のモニタリングと気候変動への適応
③持続可能な所得創出手段の構築(農業、畜産、手工芸品、エコツーリズム)
④得られた成果の普及とデモンストレーションを実施する

対象領域
気候変動表土・森林
助成年度
2008年度 第2回 活動助成
助成期間
3年
2009年4月〜2012年3月
助成金額
47,608,000円
対象地域
トルコ・カラプナル
トルコの乾燥地帯カラプナルにおける土壌調査

団体概要

General Director Prof. Dr. Orhan DOGAN
代表者
General Director Prof. Dr. Orhan DOGAN
設立年
1992年
設立目的
飢餓と貧困をなくすことで農村地域に平和な社会を築き、危機にさらされている未来を回復するため、以下を実施する。①農村地域における侵食、砂漠化、干ばつ、汚染、および環境破壊につながる農業技術の改善、②自然環境の破壊につながる国内外の行政・政治・経済の改善策の検討、③生物学的多様性、土壌、水、その他の自然資源の持続可能性の保全、④政府による自然環境保護政策、法的規制の実施、国際的な義務への準拠の促進、⑤民間の意識高揚。
主な活動地域
トルコ
スタッフ数
常勤115名、正会員367,000名 
年間事業規模(経常収入)
2006年度約4億2,300万円/2007年度約5億8,000万円/ 2008年度約7億5,500万円
連絡先
Cayir Cimen Sok. Emlak Kredi Bloklari A2 Blok D:10 34330 Levent-Istanbul TURKEY 
TEL:+90 212 283 78 16 
http://www.tema.org.tr
主な活動内容
当団体は、環境問題や土壌浸食、砂漠化、生物学的多様性の喪失、気候変動などに対する市民の意識を高めるため、民間啓蒙キャンペーンや教育プログラムを実施。35万人を超える会員に支えられ、森林や牧草地、農地、自然生息地を保護するための立法を提唱している。また、各地でモデルプロジェクトを実施し、森林再生、農村開発、生物学的多様性の保護といった地域活動のために、環境に配慮した代替収入源を創出している。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。