三井物産環境基金
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INDEX="338"
NAME="雲南省における適正植樹のための潜在自然植生調査とその実施計画策定"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2010年度,"
AREA="アジア,"
KIND="NPO,"
ORG="特定非営利活動法人 地球の緑を育てる会"
特定非営利活動法人 地球の緑を育てる会
雲南省における適正植樹のための潜在自然植生調査とその実施計画策定
活動助成
- 案件概要
中国雲南省南部の西双版納曼稿保護区では、過度な山林開発から山地が不毛の地となり、昆明市では同省最大の湖、滇池の汚染が激しく、浄化のため植樹活動への要望が高まっている。本活動では、雲南省緑色環境発展基金会の支援要請に基づき、生態保全、植生回復、水源涵養等の目的で、「宮脇方式」による植樹計画を策定する。同方式は、潜在自然植生に基づく樹種選定を基本に、幼苗を混植、密植して森林の早期再生を図るもの。具体的には、宮脇氏を中心とする調査団を派遣、2地域の潜在植生を調査し、適正な樹種を確定し、植樹計画を策定する。また、日中学術交流のためのシンポジウムを開催し、両国間の環境技術協力や学術分野における国際交流を図る。これにより、宮脇方式の森林再生法が現地に伝授され、その後の適正規模の植樹活動につながり、対象地域における森林の早期再生と水質浄化が期待される。
- 対象領域
- 表土・森林生物多様性
- 助成年度
- 2010年度 活動助成
- 助成期間
- 1年
2010年10月〜2011年9月
- 助成金額
- 4,570,000円
- 対象地域
- 中国・雲南省昆明市および西双版納曼稿保護区
団体概要
- 代表者
- 理事長 石村 章子
- 設立年
- 2001年
- 設立目的
- 以下の事業を実施することにより、地球環境保全を図り、地域住民の安全と健全な身心の維持並びに生活の充実に貢献すること。
- 適正樹による沙漠の緑化活動。
- 日本国内の荒廃地もしくは適正緑化が必要とされる地域の緑化活動促進。
- 上記の活動を広く世に発信していく啓発普及活動。
- 主な活動地域
- 国内・茨城県、その他/海外・中国内蒙古自治区、雲南省
- スタッフ数
- 常勤2名、非常勤1名、正会員163名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2007年度1,855万円/2008年度1,949万円/ 2009年度3,322万円
- 連絡先
- 〒300-2358 茨城県つくばみらい市陽光台1-127-2 B-829
TEL:029-757-1539
http://www.greenglobe.jp - 主な活動内容
- ①シイ、カシ、タブなどのどんぐりポット苗の育成、現在約6万鉢所有
- ②山林、学校、企業等での植樹活動、主に筑波山水源の森づくりを実施中
- ③中国内蒙古自治区巴彦木仁における植樹
- ④中国雲南省昆明市及び西双版納曼稿地区の潜在自然植生の調査
- ⑤スギなどの花粉採取
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。