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三井物産環境基金

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一般社団法人 地球緑化クラブ

中国内モンゴル卓資県旗下営傾斜地における貧困対策及び地球温暖化対策植林事業

活動助成

案件概要

内モンゴル自治区では、無理な開墾による植生破壊と土壌劣化が進んだため、耕作地を森林に戻そうという退耕還林政策が実施されている。農民は、耕作のかわりに、政府主導の植林によってわずかな収入を得ているが、貧困の解決には至っていない。本活動では、同政策に合致するカラマツ(高木)の植樹とともに、植物の多様性回復と貧困改善のため、アンズやサジーなど換金性のある在来果樹を混植する。これにより表土流出や黄砂の飛散が防止され、生態系の回復、CO2削減、カーボンオフセット事業の「モデル地区」形成につながる。

対象領域
気候変動表土・森林生物多様性
助成年度
2009年度 第2回 活動助成
助成期間
3年
2010年4月〜2013年3月
助成金額
5,058,000円
対象地域
中国・内モンゴル自治区烏蘭察布市卓資県
内モンゴルでのカラマツと果樹の植林

団体概要

設立年
2000年
設立目的
植栽本数による実績を追うだけでは砂漠は緑化できない。現地住民が活動に率先して参加できてこそ活動が拡大・反映していくと考え、彼らの生活に溶け込んだ緑化活動を行う。すなわち、現地産業の一部となる緑化方法を確立し、産業発展と共に緑が拡大していくことを目的としている。また、こうした実績を多くの緑化団体に広め、「砂漠緑化=植林」の流れを払拭し、持続・拡大可能な広がりのある緑化活動を浸透させることを目的としている。
主な活動地域
中国内モンゴル自治区、東京都三宅島、北海道十勝地方
スタッフ数
常勤2名、非常勤3名、正会員97名 
年間事業規模(経常収入)
2007年度626万円/2008年度933万円/ 2009年度1,236万円
連絡先
〒191-0041 東京都日野市南平2-54-10
TEL:080-5424-562 
http://www.ryokukaclub.com
主な活動内容
中国内モンゴルの流動砂丘地帯を中心に、低木などの植栽活動を行う。また、貧困問題にも注目し、換金性のある現地の環境に適した植物を植えている。2008年度からは国内の緑化活動も開始し、北海道十勝地方や代表理事 原 鋭東京都三宅島などで植林事業を行っている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。