三井物産環境基金
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INDEX="293"
NAME="「森と命の家」プロジェクト"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2008年度,"
AREA="中東・アフリカ,"
KIND="NPO,"
ORG="特定非営利活動法人 少年ケニヤの友"
特定非営利活動法人 少年ケニヤの友
「森と命の家」プロジェクト
活動助成
- 案件概要
東アフリカに残された唯一の熱帯雨林であるカカメガ・フォレストは、多くの固有動植物の生息地だが、人口密度の高い最貧困地域でもあり、過去25年間に森林の2分の1が生活燃料、木材利用のため消失した。森と住民の共存のため、当NPOは地域住民のネットワークNGO「KAFCOS」を立ち上げ、住民参加型の環境教育を2000年より実施、薬草栽培を奨励してきた。本活動ではこのNGOの運営の自立、薬草販売の自主運営と収入の創出、持続可能な地域社会の構築を目指して以下を実施する。
①活動拠点として「森と命の家」を建設し、国際昆虫生理生態学センター(ICIPE)の指導の下、住民が栽培した薬草の乾燥・販売、薬品の開発を実施。
②住民向け漢方薬等のセミナー、小学校・PTA向け環境教育セミナーの開催。
③植林地域の巡回と対象地域の拡大。
- 対象領域
- 気候変動表土・森林エネルギー生物多様性
- 助成年度
- 2008年度 第2回 活動助成
- 助成期間
- 3年
2009年4月〜2012年3月
- 助成金額
- 12,698,000円
- 対象地域
- ケニヤ西部州カカメガ東部県
団体概要
- 代表者
- 理事長 千葉 峻三
- 設立年
- 1985年
- 設立目的
- 1985年国際婦人年会議(ケニヤ・ナイロビ)を機に、ケニヤ国内孤児への支援を目的としてNGO設立。孤児、及び極貧家庭の子どもたちの自立、将来への成長を支援すると共に、アフリカと日本の相互理解・協力を推進することを目的として活動。「こども」を中心とした保健・医療・福祉の増進に寄与。
- 主な活動地域
- ケニヤ西部州カカメガ東部県とニャンザ州スバ県(ビクトリア湖小島群を含む)
- スタッフ数
- 常勤3名、非常勤5名、正会員617名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2006年度569万円/2007年度4,046万円/ 2008年度3,439万円
- 連絡先
- 〒047-0036 北海道小樽市長橋3-24-1 北海道済生会西小樽病院気付 NPO法人 少年ケニヤの友 本部事務局
TEL:0134-32-5131 - 主な活動内容
-
- ①人材育成支援活動
- a) 孤児及び極貧家庭への奨学金制度(1994年〜2005年までに2,000人支援)
- b) ビクトリア湖小島に多目的幼稚園を設立(2008年)
- ②環境保護活動
- a) カカメガ熱帯雨林周辺の小学生・PTA向け環境教育(2000年より)
- b) カカメガ熱帯雨林での薬草、薬木の栽培及び利用促進
- c) 改良かまどの普及(2005年までに6万世帯。薪などの節約により森林保全)
- ③保健医療活動
- a) ビクトリア湖小島群での巡回診療及び診療所建設支援(2006〜08年)
- b) ビクトリア湖小島群でのHIV感染防止教育事業(2006年より)
- c) カカメガ熱帯雨林での湧き水浄化装置の設置(2004〜08年までに36カ所)及びその周辺への植林
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。