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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 草の根協働福岡

アブラギリ植林によるCO2削減・砂漠化軽減・環境保全事業

活動助成

案件概要

ベトナム・アンジャン省は、南部メコン川を中心に拡がっているメコンデルタ12省のうち、その西北部にあって、カンボジア国境に接している。事業対象地のトリトン県は、キャッサバ、トウモロコシ、落花生、タバコなどの畑作が中心で、①人口増加と経営規模の零細化、②連作障害による地力低下、③農業多角化の遅れ等により農民所得は低迷し、貧困層の増加が著しい。こうした現状から脱却していくための取り組みとして、荒廃地でも生育する作物「ナンヨウアブラギリ」(ヤトロファー)を植林し、①CO2削減、②キャップ&トレード導入、③搾油の残渣物からの有機肥料づくりによる土壌改善を図り、対象地域の経済の活性化、雇用創出、人材育成、食糧価格の安定、食糧需給等を目指した事業を展開する。

対象領域
表土・森林エネルギー
助成年度
2008年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2008年10月〜2011年9月
助成金額
6,000,000円
対象地域
ベトナム・アンジャン省トリトン県、ティンビエン県
ベトナム・トリトン県のグリーンハウスにおける苗づくり

団体概要

理事長 大神 伸男
代表者
理事長 大神 伸男
設立年
2004年
設立目的
ベトナムの行政機関や、教育機関等とのパートナーシップの締結により、ベトナムの農業および産業の活性化に係る調査、研究、広報活動、職業技術訓練および資金援助を行うとともに、両国の経済の活性化に関する相互の交流事業、および社会経済の発展に寄与することを目的とする。
主な活動地域
ベトナム
スタッフ数
常勤2名、非常勤6名、正会員30名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度160万円/2006年度51万円/2007年度60万円
連絡先
〒813-0036 福岡市東区若宮2丁目41番10号 
TEL:092-202-0926 
主な活動内容
  • ①2005年1月から2006年12月までの期間に、メコンデルタ地帯に自生しているホテイアオイ、コメ、養殖、畜産、野菜栽培などの複合農業導入試験を行い、養殖(ナマズ、エビ、その他)、または畜産(養豚)による複合農業の普及、および所得改善を行った。
  • ②2007年11月、JICAの草の根技術協力事業の内諾を受け、翌年4月、PACOM(人民救済調整委員会)に外国NGO団体による活動許可を申請。2008年8月に認可を受け、「米作技術の改善、農業の多角化および生産物販売方法の革新による米作農民所得向上」事業を、アンジャン大学と連携し実施中。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。