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脱炭素化の共創事業を行うEarth hacks株式会社設立およびパートナー企業とデカボビジネス開始

2023年7月10日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀健一、以下「三井物産」)は、株式会社博報堂(本社:東京都港区、社長:水島正幸、以下「博報堂」)と、Earth hacks株式会社(アースハックス。本社:東京都渋谷区、社長:関根澄人、以下「Earth hacks」)を設立し、Earth hacksと共に新たに脱炭素化を推進する3社との取り組みを開始しました。

Earth hacksは、「脱炭素(デカボ*)を価値に。」をブランドコンセプトに、脱炭素社会実現に対する生活者のアクションと企業の努力をつなぎ、脱炭素化の好循環を生む共創型の事業会社です。2022年7月に共同プロジェクトを開始し、パートナー企業は70社を超えました。例えばトヨタ自動車は自動車の製造工程で発生する端材を活用したライフスタイルグッズ製作、日本航空によるエアバスの省燃費機材「A350型機」を活用した特別フライトの取り組みについては「デカボスコア**」を算出し、UCCグループであるユーシーシーフードサービスシステムズが展開する上島珈琲店では、タンブラー利用者に対するサービス提供など、様々な業界で温室効果ガス削減量の「見える化」と「デカボスコア」の活用が進んでいます。

さらなる脱炭素化の共創事業を推進するためにEarth hacksを設立し、新たに味の素、大日本印刷、ヤフーの3社と「デカボスコア」を活用した取り組みを開始します。

味の素:フードロス削減の実践喚起を目指す同社サイト「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~™」で紹介されるレシピにおいて「デカボスコア」を導入します。

大日本印刷:環境に配慮された商品の選択機会を増やすため、パッケージのライフサイクルにおけるCO2排出量の算定等で連携し、「デカボスコア」の普及促進を図ります。

ヤフー:「デカボスコア」導入製品を購入できるEarth hacksモールをYahoo!ショッピングに新たに出店し、協同して、生活者との接点強化を図る取り組みを強化して参ります。

日本政府は2030年度までに温室効果ガスの排出量を2013年度比で46%削減する計画で、この目標を達成するためには、家庭部門でこれを上回る66%削減する必要があります。「デカボスコア」を商品やサービスに付けることで、従来品やサービスに比べた削減量の差が一目で分かり、生活者の脱炭素への行動を後押しします。

三井物産は「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現のために、CO2排出量削減の取り組みに加えて、本事業を通じて国内企業や自治体の生活者向け脱炭素取り組みを支援していきます。

*デカボ:デカーボナイゼーションの略語でEarth hacksによる造語。商標登録済。
**デカボスコア:商品やサービスの排出CO2相当量の“削減率”を可視化したもの。商標登録済。

会社概要

会社名 Earth hacks株式会社(英名:Earth hacks & Co., Ltd.)
所在地 東京都渋谷区
設立年 2023年
代表者 関根澄人、和田佑介
事業概要 環境に配慮した商品又はサービスの(1)従来品と比したCO2排出削減量の計算、デカボスコアとしての提供、(2)マーケティング支援、(3)EC運営・販売、(4)見本市やイベント開催、(5)新規共創支援等
ウェブサイトURL

https://earth-hacks.jp/

Earth hacks株式会社ロゴとデカボスコアEarth hacks株式会社ロゴとデカボスコア

三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる

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