三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、当社関連会社ETC Group Limited(以下「ETG」)の共同株主であるETG創業家が所有するETG Global Ltd.をパートナーに、受発注や決済等に関する流通デジタルプラットフォームを開発し、アフリカ域内で展開するKyosk Global Holdings(キヨスクグローバル、以下「Kyosk」)に出資参画しました。Kyoskは、スマートフォンなどのデジタルデバイスを活用して、日用消費財メーカーとDukaやKiosk等と呼ばれる伝統的な小規模小売店を結ぶアプリケーションを開発、倉庫や物流業者と提携し、発注から商品納入までのワンストップサービスを提供しています。
人口増加を背景に、アフリカの消費規模は着実に拡大しています。消費市場の中核を占める小規模小売店に対し、ETGのアフリカにおける強力なネットワークを活用して取扱商品数の拡大や迅速な配送を実現させ、さらに後払い機能などの金融サービスを拡充させることで、2024年までに30万店以上の小規模小売店のプラットフォーム登録を目指します。
Kyosk事業拡大に向け、三井物産はKyoskのデジタルトランスフォーメーションや流通データを活用したマーケティング戦略を支援するとともに、アフリカ参入を目指す日用消費財メーカーや輸入業者をKyoskに紹介していきます。
三井物産は、アフリカにおける消費市場参入への橋頭保として、また地域社会の事業を支援して経済効果を生み出す手段として、Kyosk事業に大きな可能性を見出しています。Kyoskの事業成長を通じ、所得の向上、雇用の創出、現地中小企業の支援等に貢献していきます。
会社概要
会社名 | Kyosk Global Holdings |
---|---|
所在地 | モーリシャス |
設立年 | 2019年 |
代表者 | Raphael Afaedor |
従業員数 | 約500名 |
事業概要 | B2B流通デジタルプラットフォームの開発、アフリカ域内での展開 |
ウェブサイトURL |
関連リリース


三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「豊かな暮らしをつくる」の実現に資する取り組みです。
-
安定供給の基盤をつくる
-
豊かな暮らしをつくる
-
環境と調和する社会をつくる
-
新たな価値を生む人をつくる
-
インテグリティのある組織をつくる