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アフリカ・ザンビア産のトレーサブルコットンを使った商品をRon Hermanにて販売開始

2023年3月23日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区 社長:堀健一、以下「三井物産」)は、生産者と消費者を繋ぐ新たな消費体験を創出するトレーサビリティプラットフォーム「farmers 360° link」を株式会社サザビーリーグ(本社:東京都渋谷区 社長:角田良太)がブランド展開するRon Herman(ロンハーマン)向けに提供開始します。また、本プラットフォームを活用して製造された商品が2023年4月1日(土)から同ブランドより販売開始となります。

三井物産は、2018年にアフリカの農業関連会社ETC Group Limited(ETCグループ)の一部株式を取得し、同社が持つサブサハラアフリカにおける小規模零細農家との接点と、デジタル技術を掛け合わせた事業として、2021年9月より、ETGとともにfarmers 360° linkのプロジェクトを開始しました。

「farmers 360° link」は、購入者が生産者や生産過程を確認できるという従来のトレーサビリティの枠組みを超え、生産者と「LINKする」(つながる)体験を実現します。商品タグの2次元コードをスマートフォンで読み込むことで、購入者は商品に使用されているザンビア産コットンを生産した農家の人々の暮らしや、生産への思い、農村の様子などについて知ることが出来ます。また、購入者がアクセスできる消費者アプリ上で、肥料導入や太陽光発電ライトの提供といった支援プログラムを自ら選択し、売上の一部を農家のコミュニティに還元できます。その後、選択したプログラムの現地での進捗状況や、農家からのメッセージなどが写真付きで届くことで、購入者は自分の選択による生産者の生活環境の向上など変化を知ることができます。

「farmers 360° link」のコットンを採用したTシャツやスウェットパンツなど全6種類の商品は、全国のRon Hermanの店舗及びオンラインストアにてお買い求めいただけます。是非、「遠くの生産者を少しでも近くに感じる」あたたかい消費体験をご体感頂きたい、と願っています。

https://ronherman.jp/news/2946

三井物産は、グローバルなサプライチェーンを支える一員として、持続可能な原材料・商品の安定供給に向けた取組を進めております。今後も「farmers 360° link」のような透明性の高いサプライチェーン構築の仕組みを他の商品にも広げる中で、生産地と消費地双方にとって持続可能な世界の構築を目指してまいります。

生産地と消費地を繋ぐfarmers 360° linkの取組(イメージ)

生産地と消費地を繋ぐfarmers 360° linkの取組(イメージ)

Ron Hermanから販売予定の商品Ron Hermanから販売予定の商品
ザンビアのコットン農家ザンビアのコットン農家

三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」、「新たな価値を生む人をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる

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