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UAEにおけるクリーンアンモニア生産プロジェクトに関する共同スタディの基本合意書締結

2023年4月18日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)はアブダビ国営石油会社(以下「ADNOC」)、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(以下「JOGMEC」)、株式会社INPEX(以下「INPEX」)との間で、アラブ首長国連邦(以下「UAE」)にて推進するクリーンアンモニア生産プロジェクト(以下「本プロジェクト」)における温室効果ガス(以下「GHG」)排出量検証のための共同スタディ(以下「本スタディ」)に関する基本合意書を締結しました。
尚、本合意書の署名式は、2023年4月16日にG7気候・エネルギー・環境大臣会合に合わせて行われた二国間大臣会談の場で、西村康稔経済産業大臣、スルタン・アル・ジャーベルUAE産業・先端技術大臣、JOGMEC髙原一郎理事長の立会いの下で行われました。

本スタディはUAEでの本プロジェクトの生産プロセスから排出されるCO2回収・貯留に関し、GHG排出量や炭素強度の算定方法の検証を行います。三井物産はADNOCが推進する本プロジェクトに昨年参画合意しており、本スタディを通じてCO2削減手法や削減量を検証し、将来的なクリーンアンモニアの日本向け輸出、日本国内の電力の低炭素化に貢献することを目指します。

また、本スタディにおけるJOGMECの技術支援は、JOGMECの水素等の製造及び貯蔵に対するファイナンス支援制度の一環として実施されるものです。三井物産は将来的にUAEでのクリーンアンモニア生産プロジェクトへのJOGMECファイナンス支援制度の活用も検討していきます。

三井物産は、2050年ネットゼロエミッションを目標に掲げ、2030年には2020年3月期比GHGインパクト半減を目指しており、本プロジェクトを含むGHG削減取組みを通して、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

署名式。向かって左からJOGMEC/山本副本部長、INPEX/藤井専務、ADNOC/Hanan Balalaa SVP、三井物産/飯島エネルギーソリューション本部長署名式。向かって左からJOGMEC/山本副本部長、INPEX/藤井専務、ADNOC/Hanan Balalaa SVP、三井物産/飯島エネルギーソリューション本部長

三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる

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