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関係会社NOBORIの合併に伴う、医用画像管理システム(PACS)事業者PSPの株式取得

2022年1月21日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、33.34%出資先である株式会社NOBORI(東京都港区、代表取締役:依田 佳久、以下「NOBORI」)とPSP株式会社(東京都港区、代表取締役:八木 裕子、以下「PSP」)が2022年4月1日付で合併することに伴い、合併後の新会社となるPSP(以下、「新PSP」)株式の20%を取得することを決定しました。

PSPとNOBORIは医用画像管理システム(以下「PACS」)の開発・販売を主力事業としています。オンプレミス型PACSの販売を主力とするPSPとクラウド型PACS事業のリーディングカンパニーであるNOBORIが合併することで、新PSPのPACS稼働施設数は2,200となり、PACS業界第2位のシェアを有することになる見込みです。
三井物産は、今回の合併による製品・サービスの統合・集約や顧客・技術などの事業基盤の強化が、これまでNOBORIと共に手掛けてきたAI診断支援事業・遠隔診断支援事業・一般利用者向け医療情報サービス事業を継続・加速するものと判断し、合併後の新会社株式の取得を決定しました。今後、新PSPと三井物産グループのウェルネス関連事業者や、パートナーとの連携を促し、新PSPの事業拡大・新規事業開発を後押しし、より多くの医療機関がより良い医療サービスを提供できる体制づくりに貢献します。

三井物産は、中期経営計画2023でヘルスケア・ニュートリション領域をStrategic Focusの一つと位置付けWellness All Mitsui(WAM)と称する健康事業群の確立を進めています。本件は、WAMの中でも医療接点を軸としたDXソリューションを拡大するための具体策の一つです。三井物産は本件を通じ、人々の豊かな暮らしづくりに貢献します。

合併会社の概要(合併効力発生日:2022年4月1日(金)(予定))

(1)商号 PSP株式会社
(2)所在地 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 依田 佳久、八木 裕子
(4)資本金 1,100,000千円
(5)決算期 3月31日
(6)従業員数 約400名
(7)株主構成 テクマトリックス株式会社 50.02%
三井物産株式会社 20.00%
エムスリー株式会社 18.70%
大日本印刷株式会社 11.28%
医療情報クラウド医療情報クラウド

三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

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  • 豊かな暮らしをつくる

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  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

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