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福島県相馬郡で推進中の天然ガス火力発電所で竣工式典を実施

2020年10月26日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永竜夫、以下「三井物産」)が29%出資する福島ガス発電株式会社(以下「FGP」)は、福島県相馬郡で推進している天然ガス火力発電所(以下「福島ガス発電所」)の竣工式典を10月25日に発電所内で開催しました。式典には福島県知事をはじめとする行政関係者や建設関係者ならびに本事業の関係者が参加し、三井物産からは米谷専務が出席しました。

福島ガス発電所は2基の発電設備を保有しており、その発電容量は118万KWです。発電設備はガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた、発電効率の高いガスタービン・コンバインドサイクル方式を採用しており、従来の火力発電方式と比較してCO2の排出量を削減することが可能です。福島ガス発電所を推進するFGPには、三井物産を含む事業パートナー各社が持分に応じて原料の液化天然ガス(LNG)を持ち込み、生産された電力の引き取りと販売を行います。三井物産はLNG事業の基本戦略の一つとしてLNG物流ポートフォリオの拡充・最適化を掲げており、本事業ではその一環として米国ルイジアナ州キャメロンLNGプロジェクトなどからLNGを供給します。

本事業は、福島県がイノベーション・コースト構想で目指している「環境負荷の低いエネルギーの導入」や「新たなまちづくり」などに沿うものです。三井物産は本事業の推進を通じ、震災からの復興を目指す福島県浜通り地域の経済の活性化に寄与すると共に、今後も社会の発展に不可欠な資源の持続可能な安定供給と、環境と調和した社会づくりに取り組んでいきます。

福島天然ガス火力発電所福島天然ガス火力発電所
竣工式典の様子。左から、北海道電力の藤井社長、三菱ガス化学の藤井社長、大阪ガスの宮川副社長、三井物産の米谷専務、石油資源開発の藤田社長、福島ガス発電の石井社長竣工式典の様子。左から、北海道電力の藤井社長、三菱ガス化学の藤井社長、大阪ガスの宮川副社長、三井物産の米谷専務、石油資源開発の藤田社長、福島ガス発電の石井社長

三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる