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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 VERSTA

ブラジル大西洋沿岸林におけるジュサラ椰子(Euterpe edulis)アグロフォレストリー普及支援による再生・保全活動

活動助成

案件概要

VERSTAの支援地であるブラジル国大西洋沿岸林は、開拓等により93%が伐採され、残存する森林面積は7%のみである。一方、同沿岸林現生のジュサラ椰子(Euterpe edulis)は、新芽がパウミット(高級サラダ食材)として高値取引されるため違法伐採が横行している。このため、UNESCOは同沿岸林を“世界自然遺産”に認定すると共にブラジル国環境省はジュサラ椰子を絶滅危惧種に指定し、ジュサラ椰子違法伐採の防止を図っている。そこで、本案件はジュサラ椰子を主樹としたアグロフォレストリー(AF)を同沿岸林へ導入し、違法伐採に依存しない持続可能な環境保全型農業の普及支援を目指す。 [案件No. K19-0013]

2019年度案件決定時公表資料はこちら (PDF 1.32MB)

対象領域
生態系・共生社会
助成年度
2019年度 活動助成
助成期間
3年(2020年4月~2023年3月)
助成金額
4,500,000円
対象地域
ブラジル国サンパウロ州
ジュサラ椰子AF環境学習会の様子

団体概要

案件担当者:小野瀬 由一
助成団体
特定非営利活動法人 VERSTA
代表
理事長 田中 亨
設立年
2009年
設立目的
本法人は、ブラジル国大西洋沿岸林(マタ・アトランチカ)におけるアグロフォレストリー普及活動を支援し、CO2の吸収源である原生林の再生・保全を図ることにより持続可能な地球環境保全を目指す。
活動内容
本法人は、本法人の設立目的の実現および国連ADGsの推進を図るため、第1事業AF支援チャリティライブ(AGROFORESTRY AID)事業、第2事業AF支援音楽配信事業(AF Music Distribution)、第3事業AF栽培法確立支援事業及びジュサラ椰子AF栽培モデル圃場拡大事業、第4事業AF果実製品化支援事業(高付加価値化支援)および第5事業AF支援NPO活動持続化事業を実施する。
スタッフ数
常勤1名/非常勤3名/会員18名(賛助1社)
WEBサイト
https://www.versta.org/
担当者の声
森林違法伐採防止と森林再生支援で地球温暖化防止に貢献したい!

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。