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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 SPERA森里海・時代を拓く

有明海干潟再生の根幹:市民―高校―大学の輪作り

活動助成

案件概要

瀕死の海となっている有明海再生のカギを握るのは「干潟の再生」にあると位置付け、その再生を人の輪作りから進める。有明海の再生には、有明海周辺の次の時代を担う世代が主体的に取り組むことが不可欠である。
2011年~2013年に進めた本基金による研究助成の中で誕生した「NPO法人 SPERA森里海・時代を拓く」に関わる市民と、これまで基礎研究を進めてきた諸大学の研究者、有明海の再生を願う漁師が連携して、福岡県立伝習館高等学校を核に、干潟再生の多様な取り組みを進める。

助成年度
2014年度 活動助成
助成期間
3年
2014年10月~2017年9月
助成金額
6,990,000円
対象地域
福岡県、佐賀県
有明海干潟再生実験の様子

団体概要

理事長 内山 里美
代表者
理事長 内山 里美
設立年
2013年
設立目的
水際は、私たちが海や川と共に暮らす上で、かけがえのない環境である。同時に私たちの暮らしや産業の在り方によって著しい影響を及ぼす存在でもある。有明海やその周辺の掘割などの水辺環境を森里海連環の視点で、市民・漁師・研究者、ならびに次の時代を担う高校生などを包み込み、環境の再生とそれを可能とする“心の森づくり”をめざす。
主な活動地域
全国
スタッフ数
非常勤1名/正会員27名
年間事業規模(経常収入)
2013年度 121万円/2014年度 350万円
連絡先
〒832-0031 福岡県柳川市椿原町45番地
TEL: 0944-72-2424
http://morisatoumi.blog136.fc2.com/
主な活動内容
我が国の沿岸環境と沿岸漁業再生の試金石と位置付けられる有明海の腎臓機能を担う干潟の再生に関する実験を進め、多様な人々のつながりの輪を広げる。そのために、森里海連環による有明海再生シンポジウム、地元高校での連続講演会、サイエンスカフェ、小中学校への出前教室等を実施し、続く世代との連携を深める。また、拠点とする柳川の掘割にニホンウナギを呼び戻し、水辺環境が地域再生につながることを実証する。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。