三井物産環境基金
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INDEX="567"
NAME="持続可能な社会構築へ向けての新たな研究分野「環境政策史」の開拓"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2010年度,"
AREA="国際,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 山梨大学大学院 医学工学総合研究部 講師 喜多川 進"
国立大学法人 山梨大学大学院 医学工学総合研究部 講師 喜多川 進
持続可能な社会構築へ向けての新たな研究分野「環境政策史」の開拓
研究助成
- 案件概要
本研究では、申請者が「環境政策史(Environmental Policy History)」と名付けて提唱した新しい研究領域に関する理論的および実証的考察をおこなう。環境政策史の多様な方法論の可能性や理論を検討するとともに、温暖化防止政策や容器包装廃棄物減量化政策といった具体的な環境政策の事例を、環境政策史の立場から分析する。そして、他の環境研究分野に対する環境政策史研究の独自性、意義、有用性、課題を明らかにする。さらに、持続可能社会構築のための政策立案支援における、環境政策史の成果の有用性も検討する。
- 対象領域
- 気候変動
- 助成年度
- 2010年度 研究助成
- 助成期間
- 3年
2011年4月~2014年3月
- 助成金額
- 3,541,110円
- 対象地域
- ドイツ、日本
団体概要
- 代表者
- 講師 喜多川進
- プロフィール
- 専門分野
環境政策論、環境政策史
所属学会
環境経済・政策学会、環境社会学会、Association of East Asian Environmental History
経歴(職歴・学位)
京都大学大学院大学院経済学研究科経済動態分析専攻博士課程後期中途退学。ウルム大学(ドイツ)研究員、日本学術振興会特別研究員を経て現職。 - 連絡先
- 〒400-8511 山梨県甲府市武田4-03-11 山梨大学医学工学総合研究部持続社会形成専攻
- 研究実績
-
- ①Susumu Kitagawa (2011) “Vision and Signifi cance in Environmental Policy History” paper presented at the First Conference of East Asian Environmental History (EAEH2011), Taipei.
- ②喜多川進(2010)「ドイツ容器包装令の成立過程―1990年上半期を中心に―」『共生社会システム研究』vol.4, No.1, pp.65-82.
- ③喜多川進(2010)「ドイツ容器包装政令における拡大生産者責任 草案作成段階での政策手段の選択過程 」植田和弘・山川肇編『拡大生産者責任の環境経済学─循環型社会形成にむけて』昭和堂.
- ④喜多川進(2006)「環境政策史研究の動向と展望」環境経済・政策学会編『環境経済・政策学会年報第11号 環境経済・政策研究の動向と展望』東洋経済新報社.
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。