三井物産環境基金
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INDEX="385"
NAME="有機塩素系化学物質曝露と次世代の健康リスク評価─胎児、新生児の発育・発達を指標とした地域再生プロジェクト─"
TYPE="研究助成,"
YEAR="2011年度,"
AREA="日本全国,東北,"
KIND="大学,"
ORG="国立大学法人 東北大学大学院 医学系研究科 教授 有馬 隆博"
国立大学法人 東北大学大学院 医学系研究科 教授 有馬 隆博
有機塩素系化学物質曝露と次世代の健康リスク評価─胎児、新生児の発育・発達を指標とした地域再生プロジェクト─
研究助成
復興助成
- 案件概要
東日本大震災により沿岸部は、津波により底泥、重油などにより汚染され、ヒトへのばく露が懸念される。難分解で蓄積しやすい難分解有機汚染物質(POPs)については、今後も継続して環境にとどまり、重大な汚染源となる。本申請では、工業地帯を有する石巻市を中心に、ヒトへのばく露の有無の検証、ならびにPOPsばく露に対して最も感受性が高い妊娠女性とその出生児を対象に、実証的な疫学的調査を提案する。
- 助成年度
- 2011年度 復興助成(研究)
- 助成期間
- 3年
2011年10月~2014年9月
- 助成金額
- 15,954,000円
- 対象地域
- 宮城県石巻市
団体概要
- 代表者
- 教授 有馬 隆博
- プロフィール
- 専門分野
産婦人科学、分子生物学
所属学会
日本産婦人科学会、日本癌学会、日本人類遺伝学会、国際胎盤学会、日本分子生物学会、日本生殖再生医学会
経歴(職歴・学位)
平成5年 九州大学生体防御医学研究所附属病院助手(医学博士)、平成10年 英国ケンブリッジ大学 Wellcome CRC研究所、平成13年 九州大学生体防御医学研究所ゲノム機能制御学部門 助手、平成18年 東北大学大学院医学系研究科COE独立フェロー、平成20年 東北大学未来医工学治療開発センター・准教授、平成22年 東北大学大学院医学系研究科環境遺伝医学総合研究センター・教授 - 連絡先
- 〒980-8575 宮城県仙台市青葉区星陵町2-1
http://www.med.tohoku.ac.jp - 共同研究者
- 東北大学大学院医学系研究科発生発達医学講座婦人学/教授/八重樫 伸生、東北大学大学院医学系研究科 周産期学/講師/菅原 準一、宮城教育大学/講師/黒川 修行
- 研究実績
- ①Watanabe T, Tomizawa S, Mitsuya K, Totoki Y, Yamamoto Y, Kuramochi-Miyagawa S, Iida N, Hoki Y, Murphy P.J, Toyoda A, Gotoh K, Hiura H, Arima T, Fujiyama A, Sado T, Shibata T, Nakano T, Lin H, Ichiyanagi K, Soloway P.D, Sasaki H. Role for piRNAs and non-coding RNA in de novo DNA methylation of the imprinted mouse Rasgrf1 locus. Science 332: 848-852, 2011.
- ②Sato A, Hiura H, Okae H, Miyauchi N, Abe Y, Utsunomiya T, Yaegashi N, Arima T. Assessing loss of imprint methylation in sperm from subfertile men using novel methylation PCR-Luminex analysis. Fertility and Sterility 95: 129-134, 2011.
- ③Kobayashi H, Sato A, Otsu E, Hiura H, Tomatsu C, Utsunomiya T, Sasaki H, Yaegashi N, Arima T. Aberrant DNA methylation of imprinted loci in sperm from oligospermic patients. Human Mol Genet. 16: 2542-51, 2007.
- ④Sato A, Otsu E, Negishi H, Utsunomiya T, Arima T. Aberrant DNA methylation of imprinted loci in superovulated oocytes. Human Reproduction. 22:26-35, 2007.
- ⑤Arima T, Hata K, Tanaka S, Kusumi M, Li E, Kato K, Shiota K, Sasaki H, Wake N. Loss of the maternal imprint in Dnmt3Lmat-/- mice leads to a diff erentiation defect in the extraembryonic tissue. Devel. Biol. 297: 361-73, 2006.
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。