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三井物産環境基金

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国際連合大学

カンボジアにおける産官学連携環境研究教育フィールドワークネットワークの形成

活動助成

案件概要

カンボジアでは、ポルポト政権時代に多くの知識層が殺害されたことにより、環境教育において中心となるべき年齢層の大学教員が不足している。また、フィールドワークの場や環境科学研究に不可欠な測定装置、手法やデータ品質管理の実地教育の機会も少なく、研究教育活動に欠かせない外部資金調達能力も未熟である。そこで本活動では、フィールドワークを教育機会として利用することで、教育活動の質の向上、外部資金獲得機会の拡大、持続的教育活動の確立を目指す。具体的には、
①フィールドワーク実施のためのネットワーク構築
②現地で可能な水・大気などの分析方法の確立などによる、科学的理解を深めるためのプログラムの構築
③外部資金獲得のためのトレーニング等を実施する。

対象領域
気候変動水産資源・食料表土・森林エネルギー生物多様性
助成年度
2008年度 第2回 活動助成
助成期間
2年6ヶ月
2009年4月〜2011年9月
助成金額
3,600,000円
対象地域
カンボジア
カンボジアで開催したワークショップの様子

団体概要

国際連合大学 副学長 武内 和彦
代表者
国際連合大学 副学長 武内 和彦
設立年
1973年
設立目的
当大学の目的と使命を定めた「国連大学憲章」は、1973年に国連総会で採択された。人類の生存や福祉、発展に関わる緊急で地球的な課題の解決を目指す、国連大学の研究活動の基本姿勢が記されている。
主な活動地域
グローバル
スタッフ数
常勤559名
連絡先
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
TEL:03-5467-1212 
http://www.unu.edu
主な活動内容
当大学の目的は、国連大学憲章にうたわれている通り、世界の学者・研究者の知識を総合して「人類の存続、発展および福祉にかかわる緊急かつ世界的な問題」を理解し、その解決に資する研究を行うことである。また、世界中の学者や研究者が参加する国連大学の世界的研究ネットワークに、途上国の学者や研究者を率先して参加させ、かれらの知的孤立状態の解消を図ることも重要な責務である。
☆ 国連大学には次の四つの基本的機能がある。  
● 国際的学術共同体
● 国連と世界の学術社会の「かけ橋」
● 国連機構全体のシンクタンク
● 途上国における能力育成支援

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。