三井物産環境基金
助成案件を探す
INDEX="305"
NAME="外来カメ類防除を目的とした啓発ツールの開発"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2008年度,"
AREA="日本全国,関東,"
KIND="NPO,"
ORG="特定非営利活動法人 生態工房"
特定非営利活動法人 生態工房
外来カメ類防除を目的とした啓発ツールの開発
活動助成
- 案件概要
都市の公園緑地などには外来カメ類が多く生息しているが、捕獲技術に関する知見の乏しさなどから対策は遅れている。当NPOは本基金の2006年度助成により、外来カメ類の捕獲技術を開発したが、防除を進めるには、公園・緑地管理者の主体的取り組みの促進が必要である。そこで本活動では、開発した捕獲技術と啓発ツールを活用し、防除のモデルケースを構築し、それらを広く提供して防除の飛躍的な進展を目指す。具体的には、
①モデル事業地で捕獲作業を実施し、成果のPRと普及を図る
②繁殖抑制のための啓発ツール(外来カメ識別シート、対応マニュアル等)を作成し、都内・近郊自治体等の公園管理者へのPRと普及を図る
③上陸産卵する親カメ、孵化した子カメの発見時通報を市民に呼びかけるポスターを作成、配布する
- 対象領域
- 生物多様性
- 助成年度
- 2008年度 第2回 活動助成
- 助成期間
- 2年
2009年4月〜2011年3月
- 助成金額
- 6,719,000円
- 対象地域
- 東京都内の水域(東京都立光が丘公園、善福寺公園、石神井公園、井の頭公園など)
団体概要
- 代表者
- 理事長 安部 邦昭
- 設立年
- 1998年
- 設立目的
- 野鳥・昆虫などの生物を中心に据えた公園・施設など、生きもの緑地施設の管理運営に関心のある大学生を中心に設立。受託業務や自主事業の実践を通して、植生管理、外来種管理、環境学習等に関する技術開発や調査研究を行っている。これらの活動は、特定の公園・施設のみを対象とするものではなく、現場での実践から得られた知見を発信することによって、各地の生きもの緑地施設のよりよい運用に貢献し、自然環境の保全を推進していくことを目的としている。
- 主な活動地域
- 武蔵野台地
- スタッフ数
- 常勤2名、非常勤5名、正会員20名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2006年度2,152万円/2007年度2,377万円/ 2008年度2,354万円
- 連絡先
- 〒167-0054 東京都杉並区松庵3-38-14 尾碕 ダイヤビル2D
TEL:03-3331-5004
http://www.eco-works.gr.jp/ - 主な活動内容
- ①自然環境の保全・復元
● 自然環境の管理・復元(植生管理 外来種管理 生態環境の管理および復元)に関する調査研究・技術開発
● 地域の自然誌および生物に関する調査研究 - ②環境学習
● 展示やサイン、その他環境学習プログラムに関する調査研究・企画・実施 - ③人材育成
● 保全や環境学習に携わる人材育成のための実習、講習・研修会・実習制度(インターン)の企画・実施
- ①自然環境の保全・復元
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。