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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 トキどき応援団

佐渡・新穂清水平の里山・棚田再生と維持・管理体制構築

活動助成

案件概要

2008年秋の佐渡でのトキ試験放鳥に向け、国・自治体・NPO・研究機関など多数の団体が準備を進めている。当団体は、2002年より、新潟大学や他のNPOと協力し、トキが生息出来る環境作りとして、佐渡市新穂・清水平の棚田再生事業を進めている。里山や棚田は半自然生態系であるため、人による維持管理が必要だが、当団体が再生した里山や棚田の拡大により、ボランティア活動だけではその管理がおぼつかなくなってきている。そこで本活動では、新潟大学と協働で、中長期的に里山・棚田の維持管理が実施出来る体制の整備を進める。具体的には、以下を実施する。
①清水平のビオトープ整備
②整備・管理技術を習得する管理マネージャーの採用・養成
③エコツーリズム・ルートの整備
④トキのモニター育成とモニタリング

対象領域
表土・森林生物多様性
助成年度
2008年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2008年10月〜2011年9月
助成金額
11,072,000円
対象地域
佐渡市・新穂山中の清水平を中心に、近郊の青木山牧場および清水平・生椿・キセン城のコア・エリアを結ぶトレッキングコース
トキが生息出来る環境作りとして、佐渡市清水平で棚田を再生

団体概要

理事長 計良 武彦
代表者
理事長 計良 武彦
設立年
2002年
設立目的
2000年に環境省がトキ野生復帰実行計画を発表し、それを受けて新潟大学を始め各種団体がトキの生息できる環境作りを始めた。当団体は現会長の計良武彦をはじめ有志が、佐渡・新穂山中の旧トキ保護センターのあった清水平の棚田・里山の再生事業をボランティア活動で進め、トキの生息できる環境作りを行なうために、任意団体として設立した。2005年にはNPO法人として新潟県から認証され、本格的な活動を進めている。
主な活動地域
佐渡市・新穂山中の清水平を中心に、近郊の青木山牧場および清水平・生椿・キセン城のコア・エリアを結ぶトレッキングコース
スタッフ数
非常勤10名、正会員180名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度78万円/2006年度166万円/2007年度163万円
連絡先
〒952-0112 新潟県佐渡市新穂舟下13番地 
TEL:080-5023-8626
http://park18.wakwak.com/~tokidoki/
主な活動内容
  • ①勉強会の開催:トキや佐渡の自然・文化・歴史について、毎月1回の勉強会を開催。
  • ②清水平の棚田・里山の再生・維持管理: 新穂山中の清水平の棚田・里山を再生し、トキが生息出来る環境作りを通じて、佐渡の自然を守る活動を進めている。
  • ③生物調査・環境調査: 清水平の棚田・里山の再生により、生物の種・数の増加の調査を定期的に実施している。
  • ④エコツアー・トレッキングコースの整備とエコツーリズムの実施: 清水平・生椿・キセン城のコア・エリアを巡るトレッキングコースの整備を行い、エコツアープロガイドと協力して、エコツーリズムの実践をしている。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。